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カワウソは珈琲をかく語りき(5)

美味しくきちんといれる珈琲 その1

美味しいコーヒーはどう入れれば良いかという事、方法さえ間違わなければ大丈夫。じゃあ、その方法って何?答えは、『揃える』です。

どうも僕です。

ぼくです自

今回はコーヒーを入れる際に豆の分量を揃えようって事について書いていきます。

どうぞ↓

コーヒーを入れる時、何人分でどのくらいコーヒー豆入れれば良いんだとか、毎回同じ量を入れてるけど分量や味に違いが出るのはなぜだ、って事ないですか。
コーヒーを入れる最初の工程、『豆のg数の揃え方』の条件をさらってみましょう。

ドリッパーを買うと、だいたい付いてくる計量用のカップスプーン(メジャーカップスプーン)は1人分は1杯、2人分は2杯と人数や杯数でいれる際、簡単にできます。

1人分(1杯分)=メジャーカップスプーン1杯

分量に大きな差が出る事なく計る事ができるよう設計されてるみたいで、
約8g〜12gくらい計れる物が多いです。

より正確に毎回同じコーヒーを入れるなら
gを計る計量カップ(メジャーカップスプーン)ではなく、製菓用スケール、キッチンスケール等を使用する事を勧めます。
分量は基本1杯分10gくらいがちょうど良いのではないかと思います。
分量計算↓

1人分(1杯分)=○○g 人数分(杯数分)で乗算して下さい

なぜスケールを使って計る事を勧めるかというと、
メジャーカップスプーンで計る見た目で計量した物とキッチンスケールで計る実際の分量って違いがあるんです。
主に豆の大きさや質量が変わる条件ちょっと上げます

大きさに違いが出る条件
・生産国が違う(育ててるコーヒー豆の品種が違う)
・コーヒー豆の品種が違う(大きさが違う)
・採れた農園が違う(同じ品種でも個体差が出る)
・育ててるエリアが違う(環境が違うと個体差が出る、標高や気候)
・標高差がある(実がひきしまり、同じ地域でも大きさに個体差が出る)
・選別方法(生産国内での工程で大きさ等で分けられる)
・焙煎度(深い焙煎をすることで豆が膨張し大きくなる)

などです。
同じg数でも生産地や豆の品種など、様々な条件で作られているので、大きさや質量とかも変わってきます。毎回同じ商品名のコーヒー豆を購入していたとしても大きさとかバラバラだったりします。だから、目分量でいれてしまうと最終的に味の差が出てしまう事になり、いつもとは違うと感じてしまう。
そして販売されている豆(商品の中身)が変わったのか、いれ方に違いが出たのか、何か間違ったのか、違いがわからなくなる。基準を設けてない、基準の値がアバウトなら違いを探す事がとても複雑で難しくなります。
個人的には、そこまで神経質にならなくて良いと接客時には勧めてはいますが、どうも毎回味が変わるとか前回の再現がしたいとかって時はこの方法(gで計る)をまず試してみるといいですよ。

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