意外と歳いってますね
同年代よりやや若くみられることが多い。
まあ、子供を産んでいないのが立ち居振る舞いに出ているのだろう。
若く見られることはとてもありがたいのだが(たまに年下に見られてナメられてるなーと感じることもあるのでどちらが良いとは一概には言えないが)、最近そのセリフを言われる時に枕詞のように
『意外と歳いってる(いってた)んですね』
と言う表現のされ方をする。
もう少し若い頃(10年くらい前)も
『えー!その年に見えなーい!若ーい』
などとは言われたが、【意外と】と言う言葉は付いてこなかった。
意外と歳いってる
の真の意味は
"意外とババアなんですね。若く見えるけど"
と言う倒置法がチラチラ見える。
日本語というのは本当に複雑で難解。
もしかしたら外国ではこういう物言いは無いかもしれない。
最近は歳を聞かれるたびに【意外と】を付けられるので、これは年齢によって俯瞰的な見え方が変わっていくんだなと。
意外に歳をとるのは嫌いじゃ無いし、思いの外、立ち位置が変わるのもだんだんと楽しくなってる気がする。
気のせいかもしれないけど。
成人式をしたあの日から大人を演じる【私】という人間は何も変わってないのにね。
大人なんて生き物、居ないんだけどなー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?