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指皮物語

指皮を取り戻す旅について

今を遡る3ヶ月まえのことなんですが、左手の指皮をゴッソリ失ました。

クライミング中の何やかんやが原因なんですが、軽い事故と言っていいレベルで皮が取れました。火傷みたいな怪我ですね。とりあえず、キズパワーパッドを一番酷い箇所にはって下山したんですが、その後、皮が育つまでホント長かったです。まあまあ怖くないレベルにやっと戻ることができました。

ネットで検索したところ、ほぼ同じレベルの方は足皮を移植してましたね。

幸い、手のひらの皮は無事でしたし、近所に皮膚科がなかったのでほぼキズパワーパッドのみで乗り切りました。

傷の経過に伴って起こった事などを軽く振り返ってみたいと思います。

最初はとにかく滲出液が沢山でます。キズパワーパッドが一瞬でふやけるくらいでます。大きいタイプのキズパワーパッドを貼ってたんですが、それでもちょいちょい貼り替えが必要でした。

貼り替えの頻度ですが、1日1回っていう人もいましたが、ま、半日に一回くらいは貼り直していました。

ある程度、液漏れが収まってきたときに、怯えたのはキズパワーパッドで覆われていたヘルシーな部分がふやけてしまったことです。お風呂とか入ると手のひらがシワシワになりますよね?あんな感じ。

シワシワになった皮はとれてしまうので、やばいと思って傷ギリギリの大きさにキズパワーパッドをカットして紙デーブで止める事にしました。

この作戦はかなり上手く行ったのですが、液漏れがたびたび発生するので、キズパワーパッドの種類をスポット用に変えました。これによってふやける事はなくなりました。スポット用は超小さくて薄いので傷が適度に乾いてくれます。

ただし、キズパワーパッド以外の薄いパッドでは乾きすぎるきらいがあります。ある程度湿らせておく事が必要です。

しばらくは、スポット用で過ごしましたが、だんだんと乾燥するようになってきましたので、大きめや普通に適宜変更しました。

現在、乾かさないように注意した一番削れたところが一番綺麗な状態になっています。途中で乾燥してしまったところは瘢痕化してしまってます。

ホントに湿潤させておく事が大切なんだなと思いました。

この3ヶ月の間はホントに長かったんですが、まあまあ治ってきてよかったです。ザクっとした傷以外はこの方法で行けるのかなと思いました。

ただ、めちゃくちゃ痛くて仕事に集中することは出来なかったので、けしておススメできないです。痛み止めとしてサイレンQが便利でした。小さいので山に行く時のレスキューキットにも入れておこうかとおもいます。

という事で、登山もクライミングもご安全に!

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