歩きスマホ@山

最悪死ぬという話

オレは、山でのログとりとナビのため、YAMAPをかなり早い段階で導入したのだが、時期尚早すぎたのか電池の消費ががハンパなく、早々に削除していた。

ある日、山で出会った人たちが誘ってくれて低山のバリエーションに行くことなった。

山での出会いは面白いと言う話はおいといて、その時オレはナビゲーションツールととして何を使うかちょっと悩んだ。

低山とはゆっても、バリエーションルートである。山と高原地図上では点線すらないルートだ。本来なら国土地理院の2万五千分の一の地形図がベストなのだがネットで発注したのでは間に合わないタイミングだ。

国土地理院のサイトから、印刷すればいいかと思ったが、縮尺が中途半端で使いづらく、実践で使ったことはない。

まあ、手ぶらでくっついて行けばいいかな?とゆう考えが一瞬よぎった。

しかしだ、バリエーション大好き人間達と行動をともにするのに、ナビツール無しで行くとゆう宮本武蔵的な胆力はオレには到底なかった。山と高原地図とプレートコンパスでいどむ事にした。忌むべき行動ではあるが、無いよりはマシだ。

集合場所に着くと、一騎当千の剛の者的な人たちがすでにアキレス腱などを伸ばしていて死の予感しかしねえ。

じゃあ行きますか!という事で、出発した。しかし、取付きがわからないとゆう。低山のバリエーションって楽しいよとゆう誘いには要注意だ。スタートすら出来ねえ可能性が潜んでいる。

なんとか、取り付いて急登という名のやや緩やかな崖を登って行く。傾斜は急ではあるが登りとゆうのは迷う可能性は低い。尾根づたいにピークを指して歩いて行けばルートを大きく外れる事はない。

昼少し前には山頂に到着した。一般登山道から登ってきた人々が思い思いにお弁当をのんびりたべている。

オレのパーティはというと、あんぱんとか、コンビニむすびといった行動食的なモノをただむさぼり食っている。イクサビトか?

ほぼ全員が地図大好き人間という変わった集団で、みんな地形図やら、詳細図を持っている。詳細図をツマミに酒が呑めるみたいな変態ぶりを互いに披露しあっている。山と高原地図しかねえオレは気配を消してその場を乗り切ろうとしたが、とうとうオレに話しが振られて山と高原地図地しかねえことがバレた。

一般登山道だけ歩くならいいけど、バリエーション行くならこれはダメだ。そしてスマホにGPSアプリ入れとけみたいなアドバイスを受ける。YAMAP率が高かった。

下りは貴様がトップを行けみたいな、優しさなのか厳しさなのか分からないオモテナシを受けた。が、所詮は山と高原地図人間だ、、、。バリルートの入り口とかはわからない。

いかられながら、下ってゆく。下りはホントにルートがわからん。途中からYAMAPだよりになりトップから転落したオレが見たのは。めちゃくちゃ危ねえ斜面を歩きスマホしながら下っていくオッサン達の群れだ。

疎林の中を散らばったり集まったりしながら、下って行く。傾斜がドンドン急になり木から木へと伝わりながら降りる感じになった時ガサガサガサという不吉な音がした。

落ちた!

幸いにして大事には至らなかったが、ホントにな歩きスマホ危ないな。

といって、道に迷うわけにもいかないので、スカウター的な何かの登場を待ちたい。

#登山 #歩きスマホ #低山バリエーション #YAMAP


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