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本当は「起業」という言葉に違和感があるのだけれど

起業したものの、なんか上手くいかない...

今日は、そんなモヤモヤを抱える人のために、
「まずはここチェックしてね」のポイント2つ
お伝えします。

私は最初から上手くいった人ではありません。
起業が軌道に乗るまでに、私もそのモヤモヤを経験してきました。
そこをどうやってぶち破ってきたか。
あなたのヒントになれば幸いです。
    


今でこそ私は、「起業コンサル」と名乗ったりもしていますが、だけど本当は、ずっとずっと「起業」という言葉には違和感がありました。
いや、いまだ現在進行形で、「違和感がある」

わかりやすさのために、「起業コンサル」と言ってもみたり、ピシッと気持ちを引き締めて欲しくて、あえて意識的に「ビジネス」という言葉を使ったりもしています。

だけどいまだに「起業」とか「ビジネス」という言葉を発する自分に、お尻はもぞもぞする。
「そんなだいそれたもん、ちゃうやん!」と。
(なぜにこういうときのツッコミって関西弁???(^^;)


私は、「起業したい!」と思って起業した人、ではないんですよね。
食っていかなきゃならないから、「お金をいただいてやっていこう」と腹をくくっただけ。
やり始めたときに、起業のキの字も、アタマの中にはありませんでした。

で、
有料の看板を掲げて、だいぶたってから気づいたんです。

「え? コレ、起業って言うの???」


「起業」という言葉に対して私が持っていたイメージは、

・会社を設立する
    

資本金とか、定款とか、事業計画書とか、貸借対照表とか?
そういう世界線の中にある言葉。

だから自分が「起業した」とも、思っていなかった。

「有料でやる!」

始めたときには、これくらいしか考えていなかったんです。

だからまあ、案の定(笑)
「鳴かず飛ばずのセラピスト」を3年近く続けるハメになりましたが(^^;
  

でもある日、気がついたんです。

これって、「仕事」じゃん!
「仕事」をすればいいんだ!
仕事の仕方なら、ワタシ、知ってる!さんざんやってきた!!

そこからですね、
自分の意識が明らかに変わり、取り組み方も変わりました。
だから当然、成果も変わっていきました。

つまりそれまでは、「仕事」の意識が無かったんです。
いやー、そんなもんでした。最初のころって(^^;


で、ここからが本題なんですけど。

起業したものの、どうも上手くいかないという人、やっぱりいろいろと共通点があるんですよね。
今日はその中から、まずここをチェックするといいんじゃないか、というポイントを2つ、お話します。

まず1つめ。

自分にとっての「起業」の規模感をはっきりさせよう

  

たとえば、

  • すきま時間で、月数万円稼げればいいのか

  • 人ひとり食っていける程度は稼ぎたいのか

  • 数千万円くらいは稼げるようになりたいのか

  • 会社を起こし、人を雇い、経営者としてやっていきたいのか

「起業」と言っても、それが意味するものは人によって全く違います。

上手くいかない人というのは、ばくぜんと悩んでいます。

だからまず、
「起業」という言葉の定義をはっきりさせる。

これは、自分はどこに向かっているのか、目標をはっきりさせる、ということでもあります。

そして、目標が明確になれば、お手本にすべき人がわかります。

これどういうことかというと。

よくあるのが、本心では「おこづかい程度でいいわ」と思っている人が、「起業!起業!」とあおられちゃって、会社を起こすレベルの起業の話をしている人のところに勉強しにいってしまうケース。

一般個人向けの小さい規模のビジネスの人が、マスマーケット向けのノウハウが得意な人が出している教材や講座で勉強しようとすると、当たらずも遠からず。理論としては間違ってはいないんだけれど、現場では活用できない。

すると、出来ない自分・やれない自分を責めて、自信を無くしてしまう...ということが起こりがちです。

でもそれって、そもそも目標が違うから、最適な打ち手って違うよねってだけのことなんです。

こういうミスマッチが、あちこちで起きているのが、本当にもったいないなぁと。

だからまず、自分は何を目指しているのか?
「起業」という言葉の定義を明確にすると、案外、今までの悩みや行き詰まりは解決しちゃったりもします。


2つめ。

「起業」ではなく「仕事にする」と言い換えてみる

   
なんちゃって起業、ママごと起業、大人のお店屋さんごっこ、学芸会ビジネスetcetc
キラキラ起業女子ブーム以来、こんな言葉もたくさん見かけるようになりました。私も使います(笑)

さてここを、ちょっとだけ深ぼってみると!

起業女子という狭いムラ社会の中では、「起業」というものが、一般社会とは違う意味を持つもの、まったく違う何かになっている。
そう思えてなりません。

そこに欠けているのが、「仕事にする」という現実的な概念です。
もしかしたら、どこかのアタマのいい人が、巧妙にオブラートに包んで見えなくしたのかもしれません(笑)

でも、1回、落ちついて考えてみてください。

よく言いますよね?

「働く(はたらく)」とは、「傍(はた)を楽(らく)にする」こと。

「仕事」とは、誰かの役に立つこと、誰かを幸せにすることです。
ですが、起業女子ムラの「起業」は、自分がしあわせになること、自分がより輝くことばかりにフォーカスされています。

これの何がコワいかっていうと、

お客様目線なのか、自分目線なのか。

ビジネスにおいて一番大事なことが、すっぽり抜け落ちているんです...

こちらの記事もどうぞ。
動画でガッツリ、お話ししてます。


     
この長い文章をここまで読んでくれたあなたは、自己啓発の延長ではなく、仕事としてやっていきたい人だと思います。

ならば、「起業」という言葉を使うよりも、いまこの瞬間から、「仕事にする」と言い換えてみたらどうでしょう?

「仕事」だと思えば、「高額をいただくのに抵抗感があって」なんて、出てこなくなります。

だって、会社やパート先で、「そんな高額はいただけないので、安くていいです」なんて言わないですよね?「もっと給料あげてくれよ!」って思いますよね(笑)

そんな簡単なことで?
と思うかもしれません。

だけど、言葉って大事。
自分への洗脳ですから(笑)

どんな言葉を選ぶかで、3週間後、3か月後、確実に違いが生まれてきます。

というわけで、大野木研究室流【ひとり起業の流儀】
「ばくぜんと上手くいかない...」から抜け出す2つのチェックポイント

1.自分にとっての「起業」の定義を明確にする
2.「起業」ではなく、「仕事にする」と考える

    
とりあえずやってみてください。
やるのはタダで出来ますから(^^)/


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