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「なんにもわかっていない」を認めた瞬間、次のステージへのドアが開いた

「なんにもわかってない、ってことがわかりました。
なんというか、夢見る夢子さんでしたね(苦笑)」

先日のセッションで、クライアントさんからこんな言葉が出ました(^^)/

   

自分はなんにもわかっていない。

これをわかることが、どれほど大きなブレイクスルーなのか!!
なかなか伝わらないのが、ホント、もどかしい(^^;


・知識でわかる
・理屈でわかる
・アタマでわかる

のではなく、

・ハラの底からわかる
・カラダでわかる

この違いは、経験してみて初めて、わかるものです。


本当にわかったときって、とっても晴れやかな顔になるんです。
「まったく全然、なんにもわかってない!」ってことがわかったのに(笑)
それは絶望ではなく、希望でしかないんです!

    

    

ひとり起業で経済的自立は果たしている。
その先の打ち手を求めて、大野木研究室のドアを叩いてくれた彼女。

「もっと売上げを上げたい」と、アタマは言うのですが(笑)
それなりに売上げがあがっても、どうもすっきりしない。

つまりは、魂が求めているのは、もっと大きく自由に羽ばたくことなんじゃないのかなーと。

私の直感がささやきます ^^
        

そして、長年の社会人経験からも、

ウェルススペクトルでいうと、ひとり起業の黄色から、会社経営の緑へ。
もう一段高い視点で社会と関わる方が、もっと楽しく自由に生きられるのではないか?

彼女のエネルギーの大きさ・性質がしっくりくる場所は、今の延長線上の未来ではない。

そう思えてなりません。


  

じっくりと対話を重ねていくと、ついに!

「なんにもわかってない、ってことがわかりました!」

と。

すると見えてくるんですよね、次のステージへの道のりが。
    

ほんわかした『夢』だったものが、現実的な『事業計画』にシフトしていきます。
何をやるべきか、具体的なToDoリストにまで、あっという間に落とし込んでいかれました。

内なるワクワクとともに、顔つきがキリリと変わりました(^^)/

    

ステージが変わるとき、それまでの成功法則は役に立たなくなります。

ゲームのルールが変わるので、今までのやり方は、次のステージでは失敗戦略になってしまう。

でも、「今まで上手くいっていた方法」を手放すのは、そうすんなりとは出来ないもの。

だって、今までそれで上手くいって、ここまで来れたんだから。
「またそれをやればいいんだよね?」って、過去の成功体験が、逆に足を引っ張ってしまいます。

    

「レベルの高いことをやろうとしてたんだって、やっとわかりました」

こんな言葉も、ふと漏らされたのですが。

ステージ1の最高レベルまでクリアしたとしても、次のステージ2では、ステージ2のレベル0からスタートなんです。

レベルが上がるというよりも、まったく違うゲームになる。
ゲームのルールが変わります。

だから、ステージ1での最高レベルをクリアしたときの戦略は、ステージ2では役に立たない。
そのやり方は、命取りになる場合もあります。

   
だから、

自分はなんにもわかっていない

こう気づくことが、ホントにホントに大きな進歩なんです。

これがわかって初めて、次のスタートラインに立つことが出来ます。

   

   

知る・わかる・出来る
   

人間の成長は、以下のようなステップをたどります。

ややこしいかもしれませんが、とっても大事なことなので、一度ゆっくりかみしめて読んでみてください ^^
         

1.「自分はわかっていない」ということがわかっていない

2.「自分はわかっていない」ということがわかる

3.「何がわかっていないか、わかっていない」ということがわかる

4.「何がわかっていないか」がわかる

5.何がわかっていないかはわかったが、どうやったらいいのかがわからない

6.どうやってやったらいいのかはわかったが、出来ない
  (実現するためのスキル・筋力・体力etcがない)

7.出来るようになる

  

「レベルの高いことをやろうとしていた」というのは、実際は1の段階にいるのに、自分では6の段階にいると思っていた、ということ。
下手をすると、「やれば出来る」と、7にいるのだと勘違いしてたってことです。

ステージ1では「やれば出来る」まで行った、その成功体験が現実を見えなくさせてしまいます。

   

そしてさらに、「出来る」の先には、「教える」に至るプロセスもあります。
    

8.自分は出来るようになったが、どうやって他人に教えればいいのか、わからない

9.どうやって他人に教えればいいのかはわかったが、出来ない
  (教えるためのスキル・筋力・体力etcがない)

10.他人に教えられるようになる

  

どんなことであれ、新しいことを身につけるときにはこのプロセスをたどります。

・がんばっているのに変化が無い
・がんばりたいけど、なんだか動けない

そんなときは、実際の現在地と自分自身が考える現在地がズレていないか?
この10のステップでチェックしてみてください。
レベルの高すぎることをやろうとしていないでしょうか?

思い込みを外して、まっさらな目で現実を見てみると、まったく新しい可能性が見えてくるかもしれません(^^)/

   

起業は生き方、集客は心理学。
ららら♪っと、軽やかに行きましょう(^^)/


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