獣医大あるある①卵販売会

 先日の朝、学校に行く支度をしていた時、学科内のグループLINEからある通知が来ました。

『お疲れ様です、○○教室所属の**です。今私たちが管理してる鶏の卵がたくさん余っているので、一個5円で販売しようと思います。購入したい方是非研究室までお越し下さい。』

とのことでした。
 獣医大では研究室ごとに多種多様な動物を飼育しています。用途は研究の題材であったり、ペットだったり色々ですが、鶏を飼っている研究室では毎朝新鮮な卵が生産されます。この卵は基本的に、研究室内で茶碗蒸しや卵焼きなどを作り、室員皆んなでで美味しく頂くそうです(私も一度食べに行ったことがあります)。それでも卵が余った場合、廃棄するには勿体ないのでこうして校内で販売したりするんです。
 ですが、私たちの中では日常の一コマに過ぎず、「また、卵か。」なんて思っていたら、再び通知が来ました。

『追加で連絡です。思っていたより好評だったので、1人につき10個までとさせていただきます。ご了承下さい。』

 1人10個って結構買えるけど笑。
 実は私は卵が苦手なので、購買意欲など湧かず、全くの他人事でした。ともかく、時間も迫っていたので私は家を出て、信号待ちをしている際にLINEを開いてみると、

『おかげさまで卵完売しました、ありがとうございました。』

なんと初めの通知から30分の出来事でした。
みんなどんだけ卵食べたいん。。。
恐るべし卵パワー。。。

 この後私は、所属している研究室に行き、実験に勤しむのですが、
 (ちょこっと補足説明:研究室は基本的に実験室と学生室に分かれております。実験室は実験する場所、学生室はご飯を食べたり、おしゃべりをしたり、勉強したりするので、机だったり、冷蔵庫、電子レンジ等の一通りの電化製品が揃っています。)
 お茶を飲もうと冷蔵庫を開けた時、これが置いてありました。


いやさっきの卵!!!!
室員の誰かが買ってる!!!

このように、卵が販売されては室員が大量に買ってくるので、最近私の研究室ではゆで卵が主食となっています。

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