運命の分かれ道

私には友達以上恋人未満の相手がいます。
そもそも、この言い方で合っているのかというところなんだが。



（おそらく本人見ると思うけど、好きなように書かせてもらいます。ごめんね笑）

出会いは、アプリ。
はい、また出ましたって感じよね笑

アプリは色々してたけど、男の人に対して信用がなくなってきていて、どうせみんな体目的だし、遊びたいだけなんでしょ？って思っていました。
アプリでは30過ぎている方を対象としていて、なぜかというと、落ち着いて経験もあるし、将来しっかり考えてくれそうなイメージがあったから。
人によるけどね！！

30過ぎの人で私が出会った人たちはお金もあって、安定していて、女性の扱い慣れてるわぁって人が本当多かった。だから、25の私にとってはそれがめちゃくちゃ心地よくて魅力的に見えたんだよね。ここが既に沼だった。
男も女も単純なのですね。笑

で、今の人と出会ったのは、アプリのタイムラインでたまたま引っかかった人だった。
今夜電話できる人？みたいなやつ笑
イケメンだったし、電話できるんならしてみよってなって電話したんだけど、なんとまぁ方言がすごいこと、自己開示がすごいこと、よく話すこと。とにかくびっくりしましたよ笑
今までこんなに話してくれる相手あんまりいなかったから、聞くだけでなんか疲れた笑
私の話も聞いてくれと。笑
ストレス溜まってるんかな？って思ったほど。でもそーじゃなかった。

それから、LINEを交換して会う約束をした。
電話して1週間後くらいにはもう会ってた気がする。しかも近くまで迎えきてくれたし、会ったのは夜だし笑
会ってもその人はよく話す人で、ネタが尽きなかった。それに慣れていなかったからか、いい人なんだけどちょっと疲れた。
だから、バイバイした後、今後会おうか少し迷っていたし、その頃別にいいなって思う人がいた。

でもね、いいなって思う人はめちゃくちゃ女の人の扱いに慣れていて、レディーファーストだし、お金もあったし、色々と余裕があり過ぎてたけど、それがなんだかカッコよく見えてしまい、確実に沼っていた。けど、その相手は会うまでは頻繁に連絡していたんだけど、会ってからは全然連絡来なくなっちゃって、あー、やっぱりって感じだった。遊びたいだけだったんだぁって。ほんとにわかりやすい典型パターン。
その人に好意を寄せてしまったんだけど、LINEは全然来ないし、仕事忙しいから今度いつ会えるかわからないの一点張りだし、諦めきれなかったけど諦めた。

今思うと諦めてよかったと思う。
数年前の自分だったら、自分が好きな人はなんとしてでも手に入れたいし気持ち伝えたい！って思っていたから、仮に周りに私のことを大切に思ってくれる異性がいたとしても、その人に目を向けることができなかったんだよね。だから恋愛に関しては、後悔したこともあったし、たくさん泣いてばかりだった。

ここが運命の分かれ道だった。

今の人からもその頃、
好きな人がいるなら俺は諦めて次に行くとまで言われ、でもそれは寂しいと感じてしまった。なんてわがままな私。
寂しいって感じたのは、一回会ってからも変わらずに連絡してくれたし、私が体調悪い時は心配の声や思いやりがあったから。電話も時々してくれたり、とにかく思いやりに長けていた。
付き合ってもないのに、私が機嫌が悪い時当たり散らして、キレて電話ブチ切りして、普通だったら他人にここまでされたら、絶対こいつとはもう会わない、連絡やめるってなるのにそれをしなかった人。
今思うと本当にありがたいことです。
お土産買ってきてくれたり、誕生日の時はプレゼントとケーキ買ってくれて美味しいものたくさん食べさせてくれて、ここまでしてくれてありがとうって本当に思います。

出会った頃は全く気が付かなかった。
お金があって、優しくしてくれて、余裕があって、レディーファースト、、そんな人好き！って感覚が強かった。それって相手にとってはただの都合の良い女感満載だよね。
でも、思いやりとか人間性って変えること、変わることが難しいから、育った環境とか今までの環境で人は形成されていくから、色んな話を聞いて心打たれた自分がいた。
だから、最近になって、私にとって必要な存在だなって思うし大切にしたいって思えるようになった。

お互い、日々忙しくしているから会える機会少ないかなって思ったんだけど、ちゃんと予定立てて会ってくれるし、忙しい中でも色んなところ連れて行ってくれる優しさ、当たり前ではないと思っています。
私は仕事の休みが直前に決まることが多いから、それだけはごめんなさいって感じ。

今後恋愛も仕事もどうなるかはわからないけど、こういう出会いはめちゃくちゃ大事にしたい。
これからいい部分も悪い部分も今よりもっと知っていきたいですね。
お互いそう思ってるだろうけど。笑

あの時の感情で、間違った方向に選択しなくてよかったと思った。長い目で見て、何が私に必要なのかがわかった瞬間でした。
天秤にかけるではないけど、比較対象がないとわからないこともあるんだなと。

ということで、いつもありがとう。