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満員電車ではどこに立つべきか?

満員電車にどう立ち向かうか。

東京に住む以上、ラッシュの混雑を避ける方向で考えてはいけません。混雑しているのは前提でそれをスルーするテクニックを身につけなければなりません。

というわけで、立つ場所のメリットとデメリットを解説していきます。すべて筆者の経験による説です。ご了承ください。座るなんてことはハナから計算に入ってません。椅子の1人分に満たない狭い隙間に座るのもそれはそれでパーソナルスペースが侵害されて嫌です。でも激込みの時に目の前の席が空いてしまうと座らざるを得ません。逆に邪魔なので。

1.出入口横の手すり

まあ、強いて言うならべスポジということになるでしょうか。出入口横の手すりに掴まりつつ、降りる人の邪魔にならないように壁にくっついて丸くなると。やはりファーストチョイスはこの位置か。掴まれて快適です。特にターミナル駅の出口じゃない側がいいですね。路線によっては出入口になる扉が一方に偏ってたりしますし、混雑する大きな駅だと一度降りて道を空けないといけないこともあります。毎日乗ってれば何となく快適な方の扉もわかってくるだろう。

2.車両中ほどの座席前

出入口付近の手すりが空いてなければ、車両中ほどもしくは連結部近くの座席前。特に優先席前などはやや空いている傾向があります。たまに出入口付近に溜まっていて座席前ガラガラな現象がありますが、これは忌避すべき状況だと思っています。自分だけ中に入れば空間を支配できます。また吊革に掴まることで比較的安全に乗れます。

3.車両中ほどの人の間

ここから失敗例になりますが…吊革に掴まれない状況でも、基本は車両の中ほどor奥狙いですね。人の間に入ることにはなりますが、全身を束縛されるような状況はまだ回避しやすいです。また降りる人の邪魔になり毎駅どかなければならないといったことが少ないと思われます。それでも吊革に掴まれない以上、油断してると車両の揺れに足をすくわれます。筆者は電車の揺れですぐぐらついてしまう人間なので、吊革が取れないと怖いです。ぐらついて痴漢扱いでもされたら困るので。

4.出入口付近の人の間

これはもう激込みでここに立たざるを得なかったパターン。人の壁に飲み込まれるパターン。うまくいけばまだスマホ等はいじれますが、降りる人は通さなあかんし、一回降りて戻ろうとしたら戻れないし、ターミナル駅はおしくらまんじゅうのように転げ落ちながらドアから降りて人の洪水の中を乗り換えないといけないし…と。下手に階段付近の混む車両なんか行ったら毎日これをやる羽目になります。ただ満員でもドアから降りやすいというメリットはあります。満員で奥にいると降りる駅次第では人の壁をかき分けられず降りられず死ぬこともありますので。

おまけ:空いている車両の把握

ここまで書いて思いましたが、有利なポジション確保もそうだけど空いている車両が何号車かを把握するのが重要。山手線だったらJR東日本のアプリがあるので分かりやすいんですがね。基本的に階段から離れている車両、端の車両が空く傾向、真ん中付近の車両が混む傾向にあると思います。山手線であれば1-3号車が一日通して若干マシなようですね。

また、車両の間隔が空くほど混みますね。例えば緊急停止で数分ストップした場合、運転再開後の1本目はホームに人が溜まって混みまくります。しかし間隔が詰まっていた次の電車がすぐに到着し、そちらはガラガラなんてこともあり得ます。山手線であれば、混んでいる車両は1-3号車含めて満杯ながら、次の電車がすぐに来て全車両ガラガラというパターンは珍しくありません。だって朝なんかたまに前の電車がまだホームで乗降中なのに次の電車の接近アナウンスが鳴り出しますからね。車掌氏も繰り返し「中ほどまでお進みください」「次の電車すぐ参ります乗り切れないお客様この後の電車ご利用ください」って仰ってますけど、車掌の言う通りに動くだけでだいぶ違うと思う。おそらく利用者でその通りに動いている奴は10%程度では。やはり混んでいたら1-2本待てるくらいの時間の余裕を持った乗車がポイントですね。乗らないと遅れてしまうという余裕のなさが駆け込み乗車につながるわけですから。

というわけで結論。

20分早く家を出ましょう。快適な電車を待てる余裕を持ちましょう。そうすれば自然といい車両、いい位置が取れます。

乗ったら車掌の言う通り、立ち止まらず中に進みましょう。


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