【日本全国写真紀行】 51 大分県大分市戸次本町
大分県大分市戸次本町帆足本家を中心に古い建造物が点在する 大分の市街地から国道10号を南下して、大野川にかかる白滝橋を渡ったあたりに広がるのが戸次地区である。大野川の水運や日向街道の交通の要衝として栄え、江戸時代に市場ができると商家の町としてさらににぎわった。
なかでも莫大な財を成してこの町に隆盛をもたらした商家が帆足家である
帆足家は、12世紀のはじめに守護大友氏の家臣となり、江戸時代には臼杵藩治下の大庄屋として戸次の町を取り仕切った豪農である。その後、酒造業を手掛け、