【日本全国写真紀行】48 福岡県福津市津屋崎
福岡県福津市津屋崎
「津屋崎千軒」ー海運で栄華を極め、塩で九州を支えた町 津屋崎という美しい響きのこの町は、町の西から北にかけて玄界灘に面した風光明媚な土地で、古くから筑前を代表する港としてにぎわっていた。江戸時代には廻船業の拠点として栄え、その繁栄ぶりは家が千軒もひしめくようだったことから「津屋崎千軒」と呼ばれた。当時、家が千軒も並ぶほど栄えていた港町は、福岡の芦屋千軒、下関の関千軒と津屋崎の三カ所だけだったというから、その隆盛ぶりが伺える。またもう一つ、津屋崎の名を九州