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インド食器屋のインド料理旅

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食器買い付けの旅や国内の専門店巡りで出会った美味しいインド料理やインドの食文化を、「アジアハンター」の店主・小林真樹さんがエッセイふうにご紹介します。
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#ノンフィクション

ビリヤニ【1】 本物のビリヤニとは何か?

「ビリヤニ用のハーンディーください。今度新しいメニューで出すので」 そんな電話が増えたの…

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ビリヤニ【2】 ビリヤニの多様性

屋台やレトルト製品化されるなど、インド国内でも広く大衆化しているビリヤニだが、それでも「…

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ビリヤニ【4】(南インド) 短粒米のビリヤニ

北インドからはじまったビリヤニ話は、今度は一気に南インドに飛ぶ。かつて私は無意識のうちに…

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ダルバート【3】 ダルバートの未来

インドのシリコンバレーといわれて久しいIT都市バンガロール。市内中心部には国内外の大企業が…

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チャパティ【1】 チャパティと緑の革命

地平線まで続く黄金色に輝く麦畑。その中を、ターバン姿の屈強な男たちがTATA社製の巨大トラク…

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モモ【3】 日本化したモモ

『料理と帝国』(レイチェル・ローダン著/みすず書房)によると、小麦粉の皮で詰め物を包んで…

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チキン・マンチュリアン【3】 インド中華を食べる理由

先日、都内のとある場所で駐日ネパール大使館主催による「憲法発布記念日(National Day)」を祝賀するレセプションに参加する機会があった。日ネ友好議連会長を務める自民党系の大物代議士を主賓に迎えたフォーマルな式典で、内外の政治家や官僚、ネパール関連の有識者やビジネスマンといった人たちが多く招かれていた。たまたまなぜか場違いの私も紛れ込ませてもらう恩恵に浴したが、政治家や官僚らのあいさつが終わり、立食パーティーがはじまると、集まったビジネスマンらはおもむろに名刺を取り出し