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【リハビリ】図解(イラスト)で簡単「高次脳機能障害 失行と失認の違い」の覚え方

【2021/10/11 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【リハビリテーション医学】
 ⏩高次脳機能障害
 ⏩失行と失認の違い        についての解説

こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長です。


【リハビリ】高次脳機能について

高次脳機能は脳の総合的機能で、小の障害は代表的には失語症・失行症・失認症である。

【高次脳機能障害に当てはまるもの】
 ▶〇〇失認
 ▶〇〇失行
 ▶失語
 ▶地誌的障害

【失認一覧】
 ▶視覚失認
 ▶触覚失認
 ▶聴覚失認
 ▶身体失認
  ▶視空間失認(半側無視)
  ▶病態失認(病識欠如)
  ▶左右失認
  ▶手指失認
 ▶病態失認
 (▶嗅覚失認)
 (▶味覚失認)

【失行一覧】
 ▶構成失行
 ▶観念失行
 ▶観念運動失行
 ▶着衣失行
 ▶発語失行

〇〇失語・失認・失行などが高次脳機能障害に当てはまります。

脳卒中ばかりでなく交通事故の激増を反映して、外傷性脳損傷が多くなり認知障害や行動異常のリハビリテーションが脚光を浴びるようになってきました。


【リハビリ】失行と失認の違い

失認とは、日常よく知っている物品を感覚器を通して認知することができなくなる障害である。

失行とは、運動麻痺・失調・不随意運動などのいわゆる運動障害がなく、しかも行うべき動作とか行為も十分わかっているのに、これを行うことができない状態である。

失認は文字通り「認」識が「失」っている状態ですが、失行というのは「行」動は「失」っている状態です。

【失行と失認の違いまとめ】
 物質の認知:失認× 失行○
 物質の意図:失認○ 失行×

例えばライターを例に出すと、失行の場合、ライターという物質は見えています。ですが場合によってはそのライターが何をするためのものなのかわからなくなったり、ライターで火をつけるという行為ができなくなります。

一方失認ではライターがなんであるかは説明できますが、視覚失認の場合、ライターがどこにあるかわかりません。
目は見えていますが、それを認識できなくなります。

失行や失認にも様々あり、今回のケースは少しわかり易く説明をしました。
各失行・失認の詳細を確認する場合は下記の記事もご確認ください。

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