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スマホ必須時代に家と学校で行う【間】の教育とは

こんにちは!
母がモンテッソーリ教育の教員
私と二人の娘たちは共にモンテ育ち
親子3代モンテッソーリのモンテママちいです。

スマホの所有率が、中学生でも7割を超え
20代では95%を超える今

スマホを持たせる?持たせない談義をしている場合ではないと個人的には感じています。

我が家のケータイ履歴

我が家には、20歳と17歳の娘がいます。

2人にキッズケータイを持たせたのが小学校に入ってすぐでした。
これは登下校や習い事の時の連絡手段、居場所確認として利用しました。

そして、長女にスマホを買ったのが中1か中2。
次女に買ったのが小6です。

長女の中学校でWeb改革的なものがあり、
成績表、ドリル、クラスからの案内などがWeb配布になったんです。
家のパソコンからでもできましたし、機器がない人には学校からiPadの貸し出しもありましたが、実質、学校もスマホでやってください的な感じでしたね。

それを機に家族間の連絡も主にLINEを使うようになったので、小6の次女にも持たせたという流れです。

現在は、家族皆スマホを持ち
次女は学校配布のスマホもあるため2台持ち。
あと、それぞれにSurfaceのノートパソコンを持っています。ニンテンドーSwitchもあります。

消えない、スマホ=ダラダライメージ

そんなこんなで
□課題の提出
□teamsでのクラス打ち合わせ
□先生とのチャット
□体調や板書の確認報告書

などなどが現在スマホで行われていますが、
母(私)には
わかっていてもやはり
スマホをいじっている=ダラダラしているというイメージが植え付けられているんだなぁと痛感しました。

何度か
「いつまでもスマホいじってていいの」なんて
言いましたからね(笑)
(最近はもうないな!)

「課題してるんだよ」と返されて
ああそうか…と。

親も子もスマホとほんとの意味で
仲良しにならねばいけません。

スマホと仲良くするために最も大切なこと

次女の中高一貫の高校では、中1から全員にsurfaceのノートパソコンとスマホを配布し所持させています。

この時代、それからこれからの時代において、
電子機器を持たせる?持たせない?を論議している場合ではなく、そのメリットをどう活かし、どんな距離感で仲良くしていくかの教育のほうが大切

というのが学校の方針で、私も賛成です。

スマホを利用する上で最も大切なことは
スマホを持つことがメリットになるスマホのとの「間(ま)」(距離感)を学ぶことです。

これはお友達でも、食でも同じです。
親が「あの友達とは付き合ってはいけません」
「このくらい食べたら食事終わりね」
などと言い続ける教育や

親が気に入らない友達には嫌な顔をしたり、
制限より食べすぎたら皿を取り上げたり
目の前で割るとかでは(笑)
本当の自立にはつながりません。

スマホとの付き合いも同じです。
・どのくらい一緒にいれば楽しく、他の日常生活の時間も確保できるのか?

・どのくらい使うと身体に影響がでるのか?

・どう使えば自分のメリットになり
どう使えばデメリットを被るのか?

監視、制限するのではなく
それを親子で感じながら会話の中で確立させていくのです。

全ては「間(ま)」。距離感です。
間(ま)を違えると
間違いになります。

スマホは楽しい方がいいに決まってる

食事の話をするとき
お友達の話をするとき
監視と制限のオーラをプンプンに放ちながら
子供の話を聞くのではお互い楽しくありませんよね。

それなら、今後仲良くなってほしい
スマホに対しても同じです。

食事や学習や友達やスマホや趣味や…
と言うふうにスマホも日常に同列に存在するものとして楽しいと感じていれば
どこかに偏ることはありません。

我が家はスマホもゲームも無制限

監視や制限というのは、誰にとっても不快なものです。柵を立てられたら越えたくなっちゃうように(笑)制限や監視をくぐり抜けることにエネルギーが向くのは自然な話。

我が家では、自ら快適な間(ま)を見つけ、保つという目線から、スマホもゲームも制限はしていません。

次女はゲーム実況もすきなので
サブスクで楽しんでいます。

たまに見過ぎてる気がする時は声をかけます。
お友達との関係が気になったり
おやつを食べすぎているようなら声をかけるのと同じ感覚です。
母親らしく?(笑)心配しすぎてしまうときもあります。

その都度、大丈夫だったり、やはりやり過ぎてたりと、状況は違いますので、そこでまた間(ま)を整える感じです。

それを繰り返すことで、成長して親の目が届かなくなった時に、自分の力と感覚で、スマホやweb、例えばAIやバーチャルの世界とも心地よい関係を結べる力を養っていけます。

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