ムジェーヴ〜パリ移動、取り止めもない話
今日は本来、勤務日の金曜日。
でも明日のパリでの結婚式に間に合うように
仕事を休ませてもらい、移動の日。
フランクは打ち合わせがあり私を駅まで送れないため、徒歩で山を下りバス停へ(30分)。
歩いてたら綺麗なカタツムリ発見。
轢かれないでね。
何度も通ったはずの道で素敵な手すりのあるバルコニー発見。
凝ってるな。
ムジェーヴの中心地に着くとマルシェがたってる!
そうだ、金曜の朝はマルシェの日だった。
野菜もすっごく新鮮そうだし、アヌシーのマカロン屋さんや
自家製オーガニックパンに農家のチーズやサラミのスタンド。
ゆっくり見たい!
とりあえず、主人の大好きな生ニンニク、白と緑の立派なアスパラをお土産に購入。
毎週金曜の朝は遅く出勤させてもらって、マルシェで食材調達必須だな。
さて、ここから最寄りのサロンシュ駅までバスに揺られて30分。電車の出発時間まで1時間以上あるので前回もお邪魔したサロン・ド・テへ。
30代のムッシュが一人で切り盛りするお店はかなり可愛い。
ムッシュの趣味だって!
グルテンフリーのケーキやクッキーに飲み物も牛乳以外にアーモンドミルクかお米のミルクが選べる(10サンチーム増し)。
キャロットケーキとアーモンドミルクのカフェオレを注文。
柑橘系の味が効いたキャロットケーキで美味しい。
前回もいた70代の常連ムッシュが外にいたので話しかけた。
一見、おしゃれムッシュなのかホームレスなのか??紙一重なムッシュ。
<よく来るんですね!>
<この店とこの店の間がちょうどいいんだよ。>と
サロン・ド・テとアンティークショップの間の外に置いてある椅子に座って言った。
サロン・ド・テの向かいのアンティークショップが可愛い!
食器とかここで買いたい!
ムッシュ曰く、下の階には洋服も売っているそう。
時間がある時にじっくりみたいな。
私が
<パリから引っ越してきて間もないんです。>
と話すと
<30年パリに住んでたんだよ〜。だけどさ、追い出されてね。>
と昔話をはじめるジェラールさん。
電車の時間があるからゆっくり話せなかったけど
お金はあったのに、契約期間が切れてアパートを追い出され、
屋根無しになったそう。
<フランスあるあるだね>
と答える私。
お金があっても簡単にアパートは借りられない。
外国人ならなおさら。
フランス人で、仕事もあって、税金を納めてても、ホームレスにならざるを得なくなる人がいる中、
移民に住居を!と活動する保護団体。
うーん、<何を思えばいいんだろう。>
イエローモンキーの歌が頭をよぎる。。。
さて、駅に行くと本来電車のはずがバスになっていてバスでTGV、フランス高速列車が出発するベルギャルド駅へ向かう(2時間)。
ここからTGVで2時間45分、やっとパリのリヨン駅に到着予定。
その電車の中でこの内容を書いている。
そうそう、私の指定席に別の人が座っていたので
<ここ私の席だと思うんですが。。。>と言ったらフランス語わからない
お兄さんでチケットを見せてきた。
76の座席はあってるけど、車両が違ってる。
ここは15号車でお兄さんの席は17号車の76席。
こんな簡単な英語がうまく説明できず。。。
適当英語でわかってもらったけど、もっとちゃんとした英語で説明したかった。。。
先週の月曜日にオンライン英会話の体験授業を受けてみた。
これを続けて英語の苦手意識を払拭せねば!
仕事でも英語50%フランス語50%だからね!と言われてるので。
そんなこんなでやっとパリ、リヨン駅到着。
朝8時半に出て16時にパリ到着。
ちなみにパリの駅ではこのリヨン駅が一番綺麗だと思う。
立派な時計台があるのはパリの駅でもここだけ。
今は工事中だけど、トラン・ブルーという歴史のあるレストランも素敵。
主人が駅まで車で迎えにきてくれるって。
それまでちょっと時間があるので駅前のカフェのカウンターで
キール(白ワイン+カシスのリキュール)を一杯。
店員さんが<座れば?>と言ってきたけど、
短時間だし、座ると値段がかなり上がるから座らない!
すっかりフランスに馴染んだ私はカウンターでビール飲んでるおっさん達と混ざって一杯お酒を煽ることに何の抵抗もない。
ちなみにカウンターでキール1杯3,80€、駅前なのに結構安かった!
座ったら6€は確実にするだろうな。
ちなみに1ユーロ=148,50円!
たかっ。。。
ニコラ(主人)がわんこのディプシーと迎えにきてくれた!
おー、べべ!!!
(べべ=フランス語で赤ちゃん、愛しいものなどを呼ぶ時に使用する)
会いたかったよ〜♡
無事、家族と再会。
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