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ヴァカンス振り返り オート・サヴォワ到着

私たち夫婦は基本的に高速道路は使わない派。
1番の理由は景色が見られないから。
県道や田舎道を走ると小さな集落を通過するので知らなかった可愛い村を
発見し、気になったらちょっと休憩してカフェに入る。
急がない旅がいい!

前回のnoteで話した農家air bnbを出発してのんびり運転3時間、
ラック・ドリオン Lac d'Orientという湖で昼食休憩。

こうやってみると南国のビーチのようだけど、シャンパーニュ地方にある
人工の湖。

9月の平日。
私たちのような7、8月にバカンスを取らないカップルや一年中バカンスの定年カップル、学生らしき若者のみ。
すでに学校が始まってい流ので子供の姿なし、静かだった。
まだまだ夏のような気温でスタンドアップパドルで湖を行き交う人がちらほら。

そこからさらに山道を運転すること4時間半。

この日はスイスとフランスの国境付近、オート・ジュラに泊まったけど
air bnbで予約したアパートは鍵を見つけるのに一苦労。。。
やっと中に入ったと思ったら、テーブルや床、キッチンのカウンターにパンクズのようなゴミが。。。

最近のair bnbは自分たちでシーツやタオル持参して掃除してもして帰ってね。というものが多いらしい。
ここは掃除をしたくない人は50ユーロ追加すればオプションで掃除頼めるよ、となっていた。

しかし、前の人がちゃんと掃除してない分をなんで私が掃除しないといけないんだ。。。
と思いながらも汚いところで食事はできないから仕方なく掃除し、
ちょっと周辺を散策することに。
この辺りもスキーで有名な土地らしくリゾートマンションが立ち並ぶ。
しかし、安っぽいいろんな年代の建築が広がっていて可愛くない。
さびれた感じというのかな。

写真も撮らずに終わった。

翌朝、さっさとオート・サヴォワに行くことに。
運転すること3時間、やっと見覚えのある道路が出てきた!
やっぱりサヴォワは綺麗!

大好きなコンブルーという町でair bnb を予約しておいた。
コンブルーComblouxは、別名<モンブランのバルコニー>と呼ばれる町で
雄大なモンブランが一望できる。
アパートを借りる際もバルコニーからモンブランが見えるところをチョイス。

ベランダからのモンブラン山塊

到着した日は日曜日。
地方では日曜日は基本的にスーパーは休みか午前中のみの営業、
個人商店は開いてない。
それを前もって主人に伝えておいたにもかかわらず、
<フォンドゥを作る!>と言い出す主人。。。。

なぜなら、フォンドゥ用の鍋がちゃんとアパートに設置されていたから!
もちろん私はそれを知っていてアパートを決める際にプラス要因になっていた。
さすがサヴォワ地方。
air bnbで貸すアパートの詳細にちゃんとラクレットやフォンドゥができる鍋や設備があるかを書いてるオーナーがほとんど。

さて、個人のチーズ専門店は当然お休み。
スーパーも午前中のみ営業。
急いで支度してスーパーへ。

チーズは手に入れたものの、白ワインが買えない!
最近、一部のスーパーではアルコールを日曜日に買えないことがある。
まさに行ったスーパーもそれだった。

<フォンドゥするのにワインがないとできないんだけど売ってくれませんか??>
と主人が聞くとセキュリティのお兄さんが
<スーパーの正規従業員がおらず、セキュリティや下請けの店員だけしかいない場合、問題があると対処できないからということでアルコール販売が禁止されてるんです。>
<きっとどこかでワイン見つけて食べられますよ!>
と励ましてくれた〜。

それからワイン探しが始まり、ムジェーヴの街中へ。
日曜日に空いてるはずの私の知るスーパーはなぜか休み、数件あるワインカーブも全部休み。。。
やっと開いているエピスリーを発見!
ここも翌日から休みに入るとのこと。
9月の半ばから11月末くらいまでは観光客が来ないからほとんどの店が閉まる。
地元のApremont白ワインがあった〜。
スーパーだったら大量生産のワインが6ユーロ前後でも買えるだろうけど
このワインは15ユーロ。
これでフォンドゥが食べられるし、残ったワインは私が飲むから良いワインでよかった🎵

チーズは地元のものを3種類混ぜるのが基本

人によってはコンテだけでフォンドゥをする人もいたり、
それぞれ好みで変えてよし。

夕方、モンブランを眺めながらフォンドゥを料理する主人。

溶けてきておいしそー!
角切りにしたパンにこのチーズをたっぷりまぶして〜

満足げに食べる主人

まぁ、良い材料を使って簡単にできるこの料理が不味くなることはないだろうけど1日を費やしてやっと食べられたフォンドゥが最高に美味しくてよかった🎵










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