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英字新聞がクイックに分かる解説

最近英語に触れる機会を増やすため、毎日英文記事を読んでいます。いろいろな媒体に登録しては挫折しを繰り返してたどり着いたのは、イギリスの経済誌The Economistが提供しているThe Espresso。

The Economistは権威ある経済誌のため、かなりの分量があり挫折しやすいのですが、こちらのThe Espressoはかなり短縮版の記事を適量、毎日提供してくれるため、比較的継続しやすく、月額1500円と安くはないですが、手の出しやすい金額です。

読みやすいとはいえ、やはり日本語の記事と英語の記事では、言語の違い以外に表現やルールが異なり、慣れないながら物量をこなすことで、徐々にこういうことなんだな、という感覚が掴めてきました。

英字新聞の読み方を誰か教えてくれたらなーということを考えていたところ、今日たまたま見つけたXの投稿が非常に有意義でした。

The Japan Times Alphaという日本の英語学習者用の英字新聞の編集長が、英字新聞の活用法や知っておくと便利な英文記事の特徴を、動画と記事の両方で解説してくれています。(動画と記事は内容が若干異なります)

正直、数年前に出会いたかったと思いましたが、以下重要な点です。

英文記事を読む際は細部にこだわらず、辞書も引かない
分からないところがあっても通読することで全体の意味を捉えることに注力し、またすぐに辞書を引かないことで知らない単語を類推する力を養う

記事見出しでは、be動詞/冠詞/所有格は省略される
"
Teen arrested for carrying gun"のような見出しも、正しい文章としては"A teen was arrested for carrying a gun" であるべきだが、見出しは文章ではないため、こういった省略が多く見られる

同じく見出しでは、過去形でも現在形で書かれ、未来形はto不定詞で表現
"Naomi Osaka wins Australian Open"のように、過去の出来事であっても現在形で表す。また、"Memphis zoo to display newborn tiger"のように未来のことはto不定詞で表現

記事内ではパラフレーズ(言い換え)が多用される
Naomi Osakaも、The Fourth Seed, The US Open champion, The 21-year-oldのように、言い換えが多用される。これは、英語の文章が同じ単語の繰り返しを嫌うという部分と、短い文章でより対象に関する説明を加えるという意図がある

英文記事を読んだあとは3つの短い文で記事を要約することがオススメ
記事の内容を要約することで理解を確認できる上に、文章内の表現を借りることができるため、表現力の向上にもつながる。なお、要約自体は短い文章でOK

早速取り入れていきます。


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