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偲ぶ
一生を伴に歩く人だと思っていた人に先立たれた過去がある。
当時は息もするのがやっとだった。
時が過ぎ、毎日好きなものを食べ、良く眠り、好きなことをし、
「あはは」と笑う平穏無事な日常である。
この状態を保つことこそ私を幸せにしたいと言ってくれていたあの人へできる唯一のことである。
今、心底思う事ができている。
そして一時も忘れてはならない誓いである。
喪失の悲しみを癒やすには時間をたっぷり使う必要がある
そして時間が経過しても決して忘れた訳ではなく、伴に生きていることの本当の意味を知る
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