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MTGアリーナ イニストラード:真紅の契りドラフト コーナーで差をつける赤考察

まだまだ環境初期のこの頃、皆さん真紅の契りドラフトは楽しんでらっしゃいますね?楽しんでるということでいきます。

新弾は環境初日から赤に目をつけており、赤のカードプールにはそれなりに感覚を掴めていると思います、主に世間とはまだ感覚がズレてそうなカードついて書きます。一部17landsなどのデータを元にしたことも話します。

・赤共通

魅惑する求婚者

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イゼット以外の赤で勝ち筋となりやすいカードで、自分は2~3手目レベルだと思っています。

新郎新婦のうちどちらも除去されなければ4ターン目には不利になりにくいコンバットor最大6マナへのジャンプ択を迫る、アグレッシブな赤にとって理想の3マナではないでしょうか。《オリヴィアの付き人》や《アヴァブルックの世話人》に繋げばその瞬間に相手の顎が外れて爆発するでしょう。実際には《寄生の専門家》を出すだけでも相当強い。

裏面で殴り続けている限りはトランプルの圧があり、序盤に得たライフアドバンテージをそのまま活かしきって勝つ力も強いです。このトランプルに助けられた試合はかなり多いです。

ファルケンラスの祝賀者

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本職であるラクドスは勿論、グルールとボロスでも結構欲しいカード。

ラクドスは順当に行けばルーターに向けるための血トークンは飽和し、血トークンを他の用途で使うのが1番やりたいことになるはずです。

対してグルールやボロスではこれ以外のコモン・アンコモンで血トークンを生成するカードを取る価値、暇がほとんど無いと思います。

血トークンはデッキに少量入っているのみであれば手札の質を向上させる点においてすごく効率がよく、《ファルケンラスの祝賀者》は5マナ出し切った段階の1番土地がいらなくなるタイミングでちょうど血トークンを出してくれるのでグルールやボロスでは想像以上にデッキを安定させてくれるマナカーブの頂点になってくれます。

無謀なる衝動

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主にイゼットが使うイメージのカードですが、次点ではラクドス、残りのグルール&ボロスが無し寄りだと考えています。

前述の通りラクドスは血トークンによって質を確保しやすいので《無謀なる衝動》で量を確保する動きは理にかなっています。グルール&ボロスも先程と同じ話で、テンポよく手札の質を向上できる《ファルケンラスの祝賀者》などのカードが先に候補に上がってくると思います。

・他

税血の収穫者

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このカード、手札に引いた時と引かなかった時の勝率差(以下pp)は8.7%(執筆時点)で、なんと《戦慄宴の悪魔》や《不笑のソリン》よりも高いようです。マジか?

1~2手目からマルチカラーを取るのは諸説あるものの、最終的には「流してはいけないカード」になっているかもしれません。現状は眉唾。

群れ歌の小狼

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グルールの最強2マナ狼、《ルーン縛りの狼》よりも強いです。赤か緑触ってて3~4手目くらいで流れてきたら「アッッッッ!!!!!!」って言いながら取ると思います。

グルールから出てきた場合はほぼ焼くしかなくて、ついでにライフレースも優位に立てる謎のカード。

群れの仔

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強い事に違いはないものの、これだけで勝てるカードではない事を鑑みる必要があります。

よくて2ターンに1度トークンを生成できればいいという感じで、マナフラをこのカードだけで受けきることはできません。5ターン目から殴り始めたい時にスタッツが噛み合わないこともよくあります。

アンコモンのマルチカラーの中でもppは1.9%と1番低く、見た目よりは大きく勝ちに貢献するカードではないでしょう。どちらかというと2パック目以降に流れてきたらまあ嬉しいというくらいの空気感。


最後のまとめ

ラクドスの強さはかなり知れ渡ってきているものの、それ以外の赤絡みはまだ過小評価を受けている雰囲気はあります。アーキタイプ毎にピックするカードが全然違うのでドラフト好きにはいい環境なのかな?

ディミーアあたりの青絡みはまだまだ人気色っぽく自分でやることは少なそうだったりで、真紅の契りドラフトnoteは一旦これで終わると思います。またどこかでお会いしましょう。

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