#31 RIZIN.35 & TRIGGER 3rd 現地観戦記
東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われたRIZIN.35 & TRIGGER 3rdの2days興行。
RIZIN初の三大タイトルマッチ、外国人選手の来日、髙阪剛引退試合、極真世界王者・上田幹夫と元関取・貴賢神のMMAデビュー戦など、見どころ満載で選手などたくさんの方々がYouTube、Twitterなどで個々の意見・見解を発信されていますので、それら以外として、現地観戦記を書いていきたいと思います。
ケージ/リング
4月16日のTRIGGERは「ケージ」、4月17日のナンバーシリーズは「リング」で試合が行われました。
連日同会場でケージとリングでの試合を見て、現地観戦にはケージは不向きだと感じました。
ケージの場合、リングと比較して支柱が多く、梁もあることから死角が生じやすく、金網も視覚の妨げになるので、見づらく感じました。
ケージを好む人の意見としては、世界基準、「ストップドントムーブ」などレフェリーによる介入が少ない、ロープを掴む・外に出そうになることがないなどを挙げられます。
それぞれに一長一短あり、選手やファンの立場によっても好みは異なりますので、ケージ・リング論争に終わりはなさそうです。
ファンクラブブース
RIZINファンクラブ会員への来場者プレゼントをこれまでのマグネットシートをやめて、大会ポスターにしてはどうかとRIZIN.34の現地観戦記に書きましたが、その文面どおり今回からミニポスター(B4サイズ)に変更となりました。
欲を言えば、非売品のRIZIN.35の3大タイトルマッチ版のポスターにしてもらえるとより希少価値があって、ファンクラブ会員加入・継続への一助になるのかもと思えました。
髙阪剛、引退試合
RIZIN.35で引退試合を行った髙阪剛への贈呈花があったり、最後の雄姿を一目見ようと親交のある人々が来場されていて、田村潔司と坂田亘の姿がヴィジョンに映し出されていました。
髙阪剛が煽りVで話していたとおり、同世代の吉田英彦、藤田和之が別の道に進む中、唯一生き残った日本人ヘビー級選手として日々研鑽していたからこそ、52歳まで現役を続けることができたと思います。
引退試合と銘打たれた試合は数あれど、ハッピーエンドで終われることは稀で、ほとんどが若い選手に苦杯を喫したり、加齢による衰えを露呈することが多い中、そのような姿を見せることなく、惜しまれながらの最高の引退試合でした。
フリーアナウンサー・髙柳謙一、フリーライター・堀江ガンツを交え、引退翌日の対談動画がYouTubeに投稿されていますので、ぜひご覧ください。
キッチンカー
会場外に串カツや唐揚げなどのキッチンカーが出店されていましたが、RIZINとコラボした雷神美膳は販売されていませんでした。
会場で発売されると爆発的な売り上げを記録すると思うのですが、いかがでしょうか。
VIP席特典
チケット料金最高値10万円のVIP席を購入すると、特典をもらうことができます。
RIZIN.35の特典は次のとおりです。
RIZINオリジナルグッズは大会Tシャツとパンフレットのみで、その他はスポンサーからの提供品で特典をかさ増しされている感があります。
VIP席を購入されるような富裕層や招待客はあまり気にならないと思いますが、大枚をはたいてVIP席を購入するファンとしてはもう少し豪華な特典か、希少性のある非売品を増やしてほしいところです。
あとがき
RIZIN次回大会は5月5日のRIZIN LANDMARK vol.3。
フェザー級次期挑戦者決定戦(クレベル・コイケvs.萩原京平)、三浦康太、注目のプロ第2戦など、RIZINロスになる暇がなく嬉しい反面、お財布的には厳しい日々が続きます。
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