#170 格闘代理戦争準決勝を観戦してきた
格闘代理戦争の準決勝を生観戦してきた雑感のnoteです。
格闘代理戦争、盛り上がってる!?
4月19日(金)、次世代の格闘技界を担うスターを発掘するABEMAのオリジナル格闘ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争-THE MAX-」の準決勝が都内某所で行われ、生観戦してきました。
番組中、選手や出演者があまり盛り上がっていないとイジっていて、私も番組観覧の当選通知が届いて、応募していたことを思い出す始末。最初はフィッシングメールかと思い、危うく削除するところでした。
若者に絶大な人気を持つ平本蓮の推薦選手が初戦で敗退、本人はコナー・マクレガーのもとでトレーニングをすべくアイルランドへ。クレベル・コイケも試合が決まり、自身のトレーニングを優先して渡米。
イマイチ盛り上がりに欠けるのは、こういった出演者の番組を盛り上げる意識の欠如、スタッフと一緒に番組を盛り上げようとする気持ちが希薄しているのが、視聴者に伝わっているのか。はたまた、BreakingDownのような乱闘ありきの番組を今の視聴者は求めているのか。
そんな中、一人気を吐いているのが青木真也。
noteやvoicyで積極的に情報を発信したり、推薦選手を藤田和之、ケンドー・カシンのもとに連れて行き、猛特訓の様子を配信することで、番組のサムネイルになるような見出し作りに孤軍奮闘している姿には頭が下がります。
対価(ギャラ)以上の働きぶりをする価値観は、若かりし頃にPRIDE、DREAMといった所属団体が消滅した経験を持つキャリアに起因しているのかなと思います。
番組のテコ入れとして、当初の優勝賞金300万円に加えて、超RIZIN.3への出場権を追加。因縁の芦澤竜誠、皇治を急遽監督として出場させ、推薦選手による代理試合を行ったり、極めつけは朝倉未来が監督として参戦することが発表されました。
格闘代理戦争 準決勝
観覧した4試合はすべてKOまたは一本の完全決着。うちメインを除く3試合は1ラウンド1分そこそこの短期決着で、推薦選手に実力差があったように思えます。
会場もあまりの短期決着に、イマイチ盛り上がりきらず、どことなく中途半端な空気感を漂わせていました。
そんな空気感を一掃したのが、メインイベントのギレルメ・ナカガワ(監督:ホベルト・サトシ・ソウザ)vs.中村京一郎(監督:岡見勇信&中村倫也)でした。
レベルが高く、緊張感のある試合で、試合終盤には流血交じりの乱打戦に会場のボルテージも最高潮に達し、非常に見応えのある試合でした。
この試合の前までは、盛り上がりに欠け、試合間隔が間延び気味だったこともあり、眠気を催す感じでしたが、空気感は一掃されて、観客は満足感に満たされて帰宅の途についたように思えました。
歴代優勝者のその後
今回、4年ぶりに復活した格闘代理戦争。
過去シーズンの優勝者のその後が気になったので、まとめてみました。
あとがき
5月17日に行われる決勝戦まで、あと4週。
準決勝を生観覧したこと、格闘ドリーマーズに出演していたときから見ていた中村京一郎が決勝戦に勝ち進んだこともあり、格闘代理戦争に俄然興味が湧いてきました。
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