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ラダックの中心都市 レー

レーの街で朝を迎えた

レーの標高は約3500m

空気が薄いとはさほど思わなかった。

ホテルの窓から
空が 近くて青い
持参してたコーヒーセットで
タイでいただいたコーヒーを淹れた
タイの景色 人を思い出す 
久しぶりのタイのコーヒーの味
新しい景色だ
青い空と ポプラの木

朝方は寒かったけれど、昼前になるとフリースを着て、ちょうど気持ちの良いくらい

空気が綺麗で、少しひんやりして 清々しい、というのが最初の印象

背のすごく高いポプラの木々を街中に見かける

空気は薄いんだろうけど 清々しい
山の上とおなじだ

道端で座って編み物をしている女性 野菜を売っている女性

道端には食べ物や物を売る女性たちがいた
穏やかそうな人たち
郵便局が可愛い
ポストも可愛い

360度 どこを見渡しても山が見える

街の至る所でタルチョが風になびき
街の背景にはレーパレスと呼ばれる 丘の上に建てられた宮殿が見える。

街の背景に見える山の迫力
どこから見ても山が見える
北アルプスみたいだ

街を散策し、お腹が空いた私たちはローカルな食堂に入った。

ここの食堂の雰囲気 小ささ
なんだかとてもよかったな
インドで食べたターリーで1番好きだった
辛さはとてもマイルド

ここのターリーがとても美味しかった。
(ターリーは一皿の上にカレーとおかず、ご飯が乗っている定食みたいなもの。おかわりもできる)

私たちはおかわりもしっかりして、満腹になり 近くのコーヒー屋へ向かった

ここのコーヒー屋さんに入ってみることに

オーダーをしていると、入り口から見た事のある人が...!

お互いびっくり、なんと5年前に岡山で起きた自然災害のボランティアでご一緒した、おさむさん

おさむさんは、当時からギター1本 歌を歌いながら、世界中を旅してた人だ

まさかラダックで会うなんて。

路上で歌っていたら、食堂から出てきた私を見て、もしかして と思いコーヒー屋に来たという

昨日、デリーで会った方から、おさむさんという人に出会いラダックに行くと言ってたよ、と連絡をもらっていた。

一瞬、5年前に出会ったおさむさんがよぎったけれど、深くは聞かず 違う人かもしれないし、会う時は会うだろうと そんな事があった後の再会だった。

タイミングとは、ほんとにすごい。

色々、きっとお互い話したいところだけれど、おさむさんは明日ラダックで有名な湖「パンゴン・ツォ」に行く為に、夕方までにタクシーをシェアできるメンバーを探しているという

夕方までに申し込まないと明日行けないらしく、残りあと1時間。

私たちは急遽行くことに決め、3人で申し込みに行った。

明日は3人で、往復8時間 天空の湖と呼ばれるパンゴン・ツォに行ってきます。
どんな景色が待ってるんだろう


その後、レーの街から歩いて10分
レーパレスに向かった。

途中、すれ違う現地の人が「ジュレ〜」と挨拶してくれる。

聞けば、ジュレとは、ラダック語で おはよう こんにちは こんばんは ありがとう さようなら と、何でも使える便利な言葉だそうだ。
可愛い響き。いる間に使ってみよう。

何度見ても山は いい
これがレーの景色かぁ
すごい景色だな
レーパレスの中から
目の前の岩山が壮大
どうなってるんだろう
どんな地形なんだろう
日が暮れてきた


夜、ご飯を食べ終わり、おさむさんが宿に戻る前に少し路上で歌うという

ラダックでアプリコットが有名だと聞いていたので、アプリコットチーズケーキとコーヒーをお供に おさむさんのいる路上に向かう。

" AROUND WORLD " とシンプルに書かれたボードをギターケースに置いて、おさむさんが歌い出すと人々が立ち止まる

歌を歌う おさむさん
聴き入る人々

おさむさんはこうやって、何年も旅をし 50ヵ国以上の国を回ってきたんだな。すごいなぁ。

さっきまで他人だった人たちと 音楽を通して通じ合える

シンプルに 素晴らしいなと思った。

世界を回る人は シンプルだ


うずめさんとホテルに戻った。

2人で1部屋800円という 破格的に安い部屋は、私たちしかいなく、従業員の方も宿にはいなく 1人だったら泊まることはなかっただろう

そしてなぜだか深夜0時に宿全ての電気が落ち、真っ暗になって充電もできなくなってしまった。

あぁ 1人じゃなくてよかった。

ダラムサラで出会ったうずめさんと
5年ぶりに再会したおさむさんと 人の巡り合わせの不思議さを思い、真っ暗な部屋でなかなか寝付けない

来るバスの道中、激しい揺れで おでこにできた、たんこぶが時々じんじんする

一週間前、ダラムサラにいた頃が遠い昔のよう

ラダックの旅は始まったばかりだ。


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