チェンダオ→チェンライ
今朝、一週間弱お世話になった宿を出発した。
ファームステイと呼ばれる広い敷地にコテージやテントサイトが点在する場所で、ここに友人たちと泊まっていた。
田舎町だったのでバイクがあった方が便利だろうと、借りようとしたけれどチェンダオでは借りれず、一度チェンマイにバスで戻り、1時間半のバイク旅をした。
チェンダオでは友人たちとお祭りに行ったり温泉に行ったり、バイク好きな私は一人山奥にツーリングに行ったりもした。道中、素敵な珈琲屋さんを発見
日本人のかなこさんと、タイ人のチャイさんが経営しているCHai cafe
チェンダオで採れたオーガニックのコーヒー豆を、炭火で焙煎しているらしい。
生豆を輸入できたらと色々調べてみたけれど、なかなかハードルは高そう。
チェンダオは「星の街」というだけあって、星が綺麗でまるで長野のような場所でした。
ちなみに、気になって調べたら、チェンマイは「新しい城」今向かっているチェンライは「マンラーイ(王様の名前)の街」という意味だそう。
朝、友人たちと別れ、いよいよ本格的に一人旅のはじまり。海外一人旅は初めてなので、思った以上に不安と孤独に襲われる
宿のオーナーにチェンライ行きのバスの時刻を聞き、乗り換えが必要とのことでメモに書いてもらったのだけれど、乗り換えのFangという片田舎の町に着くなり、メモに書いてもらったバスはもう行ってしまったという。
そして英語もままならないのに、英語が全く通じない。ここはタイ語しか通じない。
Google翻訳とジェスチャーに頼り何とかチェンライへの行き方がわかった。
今日辿り着くには遠回りの行き方で、またもう一度乗り換えが必要らしい。
思わず今すぐ日本に帰りたくなるくらい泣きそうな気持ちになる弱気な私。。
行けばなんとかなる、やればわかる
という楽観的なところが私にはある。それが時に仇となる。
どんな人がコーヒーを育ててるのか 見てみたくてそのコーヒーを淹れてみたくて来たんだ。
こんなところで落ち込んでる場合じゃない。
しつこく時刻やバスを確認する私に、チケット売り場のお兄さんにもう大丈夫って言うてるやん、と笑われている(気がする)
今日と明日の宿をチェンライで予約した。
長野で紹介していただいた現地の方に、今日と明日会う予定だ。
その後は何も決まっていない。
チェンライはラオスとミャンマーの国境近くに位置し、この辺りはかつてゴールデントライアングルと呼ばれ、世界最大のケシ栽培地だったところに、40年前タイ政府がケシ栽培を禁止し、代替作物としてコーヒーの栽培を始めたところだ。
この辺りのコーヒー農園が気になっている。
チェンライまで抜ける山道から見える景色は山深く、バナナの木がたくさん見えて、やっぱりどこか長野と徳之島を感じる。
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