くるり

YouTubeの再生リストに紛れ込んでいた「くるり」

初めて聞いた曲は「琥珀色の街、上海蟹の朝」

優しくて悲しい、穏やかな、世界の終末を連想させる

メロディ、歌詞、PVにやられてしまった。


次は、「その線は水平線」

深く染みわたり、癒される。

”働いた分だけ、陽の光あびればいい"という歌詞。

優しい。救われる。


そして「Liberty&Gravity」

1日10回くらいリピートして聴いてしまう日もあった。

変態曲。ありえない変調。奇妙さが癖になる。

何をやっているんだろう。この人たちは。

もちろんこれは誉め言葉。

「よいしょ」のところ好き。楽しい。かわいい。

そして私的クライマックスは、能面師が踊ってるところ。

リズムがいいし、言葉に力がある。明るく、力づけてくれる歌。


そして、

"最初のLiberty それは あなたと過ごした 暮らしで

覚えたGravity 泣かないで どうかどこかで 元気でいてね"

という歌詞。自由=解放感と、重力=束縛。愛の行方はどうなったのだろう。


くるりの曲は、決して押しつけがましくなく、不思議な距離感で

いつのまにか優しく寄り添ってくれる。好き。



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