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鳥山明さん死去

鳥山明さんが亡くなられたというニュースがきた。武術を研究している僕としては、黒田鉄山さんが亡くなられたというニュースに衝撃を受けた直後だが、当然僕の記事を読むような方はご存知であると信じている。

まぁそれはそれとして、世代的にドラゴンボールはど真ん中だ。小さい頃必死にジャンプを読んでいた。アニメもしっかり見ていたし、アニメでフリーザが100数えるのに何週かけるんだとか一喜一憂していた。

桃白白が自分の投げた柱に乗っているのになんの疑問もなく、スゲーと思っていた。めちゃくちゃ遠くに行く柱に飛び乗れるぐらいのジャンプ力があれば、自力で飛んでいけんじゃね?みたいなことは一切思っていなかった。

今では既定路線と言われるようなギャグ漫画からバトル漫画になり、強さのインフレが発生するみたいなことはドラゴンボールが最初だと僕は思う。あとは、カメハメ波的な気の球を出して攻撃するみたいなものも最初ではなかろうか。気の概念とか遠当てみたいなものは昔からあるのだが、それを造形したのは初めてであったように思う。
ちなみに、こういった能力を擬人化したり物体化したのはジョジョの奇妙な冒険のスタンド能力が初めてだと思う。

世界に日本の漫画あり、アニメありと知らしめたのはドラゴンボールと言って過言ではないだろう。世界的なヒットだ。

時代的に漫画やアニメの過渡期であったと思う。今でも漫画やアニメは好きだし、青年誌の漫画も読むが、僕は少年誌の漫画が大好きだ。大学に入学した頃、一人暮らしをするのに幾許かの着替えとワンピースを全巻持っていったのを思い出す。
そんな漫画好きになった原体験の一部は間違いなくドラゴンボールが担っている。

おそらくそんな原体験を少年時代に持ったおじさんが世界中にいると思う。その影響力たるやとんでもないものだろう。間違いなくその影響を受けた一人として、ご冥福をお祈り申し上げます。

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