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空道が凄かった✊

先日、少しだけ空道の方とスパーリングができた。
空道は打撃はほぼほぼなんでもありで、投げ、関節技、絞め技なんでもござれのルールでしている。
完全にレベルが違った。もちろん僕が下の方だ。
加減ありありでお手合わせしていただいたのだが、どうにもこうにも何もできなかった。マスだったがあくまで感覚だがパンチは当たりはするかもしれないが、おそらくダメージを与えるにいたらないだろうという感じ。捨て身で行けば一発ぐらいは大きいパンチが当たるかもしれないが、とてもワンパンKOできるような相手ではないので、あとはボコボコになるだろうそのような感覚だった。

前に対峙しているだけでスタミナが減るし、加減してくれているがその向こうに明らかにもっと強い攻撃が出せるぞという「わかるだろ?」という感じもあった。

コロナであまりひとと接触するようなことができなかったが、やはり強い人との手合わせはこうでないとという感じで、いっぱい人はいたのだが、あえて強い人にぶつかっていった。自分の体力の問題で回数もこなせない。

やはり強いひとには型がある。
一人は小柄だが、圧倒的に強い。僕は足払いや崩しが得意な方だし、そんなに小さくもないのだが、微動だにしなかった。そして相手が自分に触れるような距離感に入ったら自分の手もおおよそ届くので一気にラッシュに持っていくような戦い方。
僕は体格に優っていたので自分が届いて相手の届かない距離で戦おうと思ったが、流石にそんな都合のいいポジションにいてくれない。一応組んでみるかとやってみたが、本当に崩れなかった。
もう一人は体格も大きく、シンプルに強かろうという感じではあるのだが、左の蹴りが強い人だった。加減してくれていたから受けれただけで、試合中本気で何回か蹴られたら腕はすぐに上がらなくなるだろう。そのまま左の蹴りでゴリ押しで勝てると思う。蹴りを手で受けるのは不可能だろうと思いストッピングもしてみたが、1回しか成功しなかった。
これまたグランドをしてみたりしたのだが、僕自身グランドは素人なのだが素人としてはそこそこ強いぐらいと思って貰えばいい。
やってみたのだが、理詰めできっちり型に嵌められた感じだ。これをやってみよう、これは防御するか、では次はこれ、体勢が少し変わったな次はこれみたいな感じできっちり一本取られた。仕事があるので、無理に我慢することもないし、早いめにはタップしたが粘ったとて逆転の目はなかっただろう。

正直100回やっても1回も勝ち目ないぐらいの差があった。
鍛錬を感じた。やはり僕は武術家にはなれない。所詮武術研究家だ。
存在に意味がないとは思っていない。
やはり学術からの見識があってもいいと思う。
特に武術家、武道家の苦手な分野になる。

ガチガチ殴り合いで強くなりたいなら空道という選択肢はありではないだろうか。
僕は研究家なので、あの強い人たちが崩れる方法を考えなければならないだろう。
まだまだ先の話になりそうだ、、、

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