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歯並びと姿勢と子育てと

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歯並びと姿勢の関係について投稿しています。
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#身体

合気上げを2時間でできるようにする

先日、某業界で有名な先生にあった。僕はその先生の講義を聞いたことがある。その時に発勁のようなものをしていた。ご自身の興味の中で試行錯誤しているのがみてとれて偉そうな立場でものをいうなら微笑ましかった。素人が一生懸命研究した感じが見てとれたのだ。僕が助言したらきっともっと理解が深まるのになと思っていた。 その人が日本にいる人なら道場に行ったりしていただろう。しかしその人は海外住まいなのだ。おそらくYouTubeなどの動画だけで一生懸命研究したのだろう。知り合いのつてもあり、講義

肩のポジションって難しいよね

僕は肩のポジションをずっと悩んでした。それはなぜか? 腕が横についている、腕は肩についていると思っていたからだ。 腕は横についている間違い単純に腕は横についていると思っていた。勝手な思い込みだ。 肩の骨の形を見れば明らかなのだが、腕は前につく。 腕を横につけようとすると、胸を張り、肩の後ろが詰まる。この緊張があると力が体幹に流れていかない。つまり殴ったりすると肩で衝撃を受けることになる。これでは大きい物理エネルギーを出すのに限界がくるし、自分の力で痛めることになる。 腕

伸びる学力、下がる体力

僕には子どもがいるのだが、困ったことがある。球技や水泳ができないのだ。小学校に入り、6月からは水泳の授業があるという。 僕は幼少期に父に堤防の先から海に投げ捨てられて泳ぎを覚えた。これは大袈裟に話を盛ったりしていない。文字通り堤防の先から海に捨てられた。 その時のことを明確に覚えている。 堤防の先に父がいた。父に呼ばれた僕は堤防の先に来た。 父「万歳してみ?」 僕は当時5歳ぐらいだったと思うが、浮き輪を受けた状態だった。万歳したら仮面ライダー柄の浮き輪がポトンと落ちた。 そ

日常生活で鍛える

先日コメントをくれたひとがいた。 おそらくかなり功夫を積んでいる。 僕など足元にも及ばないだろう。 その中で話題に出たので、 少し書こうと思う。 『日常生活が鍛錬になる』というものだ。 僕は以前からそう思っていた。 なんでも勉強になり、意識次第で鍛錬になると思っていたのだ。 それ自体は間違っていないと思う。 しかし、今は少し認識が違う。 文字通り日常生活自体を鍛錬に使うことができるのだ。 コメント上で站椿の話題が出たのだが、 それを始めてから認識が明らかに変わった。 単

武術物理学(自分の力で怪我)

特にトップアスリートになると力が強過ぎて、 自分の力で怪我をするということがよくある。 野球選手であれば、バットを空振りして手首を骨折とか、 サッカー選手であれば、ボールを蹴るのを空振りして 膝を痛めるとか、 ラグビー選手なら走り出した瞬間に靭帯断裂などだ。 僕の考えでは人間の身体をうまく使えていたら、 自分の力で怪我をするようなことはないと考えている。 僕がずっと提唱しているヒトの身体の機能で、 『力の流れの方向を変える』という機能がある。 これは自分の身体の中に流れ

武術の本質とは

姿勢の基本がわかってから思うことがある。 空手や合気道、柔道や中国武術など、それらはどれをやってもいいということだ。 どういうことか説明しよう。 姿勢はPCでいうところのOSに当たると考えている。 全ての基本になるハードになる。 それに対して武術は全てソフトにあたり、 それは何を身体にダウンロードしてもいいということだ。 好きなもの、自分のハードに合うものをチョイスすればいい。 よくよく考えると脳は神経細胞の塊で、神経細胞は電気を流して 繋げているだけなのだ。 そも

子供の動きは天才だ❗️

最近はヒトという動物の動きや解剖学的な機能を考えている。 その時に大事になる考え方が 『統一体』だ。以前の投稿で精神体と肉体の一致した『統一体』という概念を話していた。 どこに書いたかわからなかったので記事を紹介できないのだが... 自分の考えと肉体が一致していることが大事なのだ。 普通に一致していると皆さんも考えていると思うが、本当にそうだろうか? 身体の全部が一致していないといけないのだ。 例えば、物を落として拾う動作を考えてみよう。 子供はしゃがんで拾う手が右な

結局子供は正しい

ある日の出来事だった。 子供がいつも食べているブロッコリーを「食べたくない」と残したのだ。 子供の好き嫌いは流動的に動くので今まで食べられていたものを急に嫌になったのだと思い、「好き嫌いせずに食べなさい!」と言った。 少し食べてはベーと吐き出すので、「食べ物を粗末にしてはいけません❗️」とかいいながら、少しだけでも食べさせたのだが、あとで僕も食べてゾッとする💀 確かに美味しくなかったのだ🥦普段は妻が湯がいてくれていたブロッコリーをその日は安い冷凍のものを出していたのだ。少