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恋愛相談をすること

人を頼るのが苦手だったことがどれくらい影響しているかわからないけど、恋愛のことを真面目に、でも軽やかに相談することって、実は今までなかったなぁとふと思った。

だからこそ、自分がデミロマンティックな要素を持ってることに気づかなかったんだとも思うし、類は友を呼ぶではないけど、普段から恋愛以外の打ち込むことや面白いこと、好きなことベースでの会話が多めの人付き合いが多かったのも影響している気がする。

恋バナは、会話についていけないとかそういうこと以前に、話をする機会が実は少なかった。中高などで、一番そういう話になるような時期に好きだったのが、1人だけだったこともあるかもしれない。

そしてここまで書いて、私は今まで「良いな」とか「恋愛的なこと含めて気になるな」と多少なりとも思っている人がいても、そこに向かってエネルギーをつかって行動することをあまりしない人間だったんだなとも思った。
中高時代も、大学時代も、その人と話すことも含めて気になる人ならグループで仲良くなっていって好きになり(そして突入してしまう友だちエリア笑)、いわゆる外見的にとか直接会話の機会の少ないけど気になるとかだと、接点がないからそのまま何も起こらないという状態。気になり始めたタイミングでクラス替えとか、引っ越しとかだと、携帯やスマホがあっても連絡をスタートとしないから、そのまま終わる。

みんなどういうタイミングで、たくさん話しかけたり、遊びに出かけられるように作戦練ったりしてたんだろ。

恋バナを周りとする機会が少なかった私は、それすら情報ソースがかなり限られた状態で今まで来てしまった。

でも、最近少しずつ好きな人の話や、デミロマンティック的な要素のことを、単語を使うかどうかは別にして話すようになったら、いろんな考え方が増えた。
もうすっかり大人で、学生の時みたいな当てずっぽうなからかいや冷やかしがないこともあるかもしれない。みんな、それぞれの恋愛観で、私はこういうタイプだからこう行動しちゃうかもとか、話を聞いてる限りではこうじゃないかな?と、話をしてくれる。

自分自身の恋愛経験が少ない上に、ちょっと気後れしたり、酷いとまでは行かなくても、すれ違いの多い片想い(両片想い含む)だったから、ドラマや小説じゃない例が増えることで、今までとは違う形で、自分の気持ちや、これからどうしたいかに自信が持てるようになった気がする。

そして、学生の時みたいに本当に自然な接点だけを待っていたらそもそも好きな人すらできない社会人。デミロマ故にアプリも苦手状態の私が、少なくとも今までの反省を活かして、今の好きな人にはちゃんと自分で接点作って来れていたのは良いことかもしれない。

デミロマだからなのか、自分の過去のトラウマ的なもので行動するのが怖いだけなのかは相変わらず判断つかないけど、周りに励ましてもらったり冷静な意見もらってる中でちょっとずつ進めたら良いなぁ。

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