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インポスター症候群とCreepy Nuts

きっかけはたまたまFacebookに流れてきたこの記事。

初めて、「自己肯定感を高める」とか「適応障害からの回復」とか、そういう文脈以外で自分の感じているものに似た感覚が書かれているのを見つけた。

自分がやってきたことが、嘘のように感じられる、運が良かったのだと。そして周囲を欺いているような感覚にもなる。ああ、こっちのほうがしっくりくる。

それが初読の感想。これまで自己肯定感を高くするにはこうしたら良い、とか、こういう思考にしていこう!みたいな記事を読んできて、実践してみながらなかなかピンときていなかったのは、私の場合はこの「インポスター症候群(体験)」と呼ばれるものが根底にあったからなのか。経歴がリセットされてゼロに思える感覚は、この現象なのかもしれない。
そんな驚きがあった。

TED Talkでも紹介されているけれど、「症候群」と呼ぶこともあれば「体験」や「現象」と言われることもあって、病気ではない。そして、多くの人が経験しうることでもあるようで、この動画のなかでは経験を話すことで周囲の人もそうなのだとわかることが克服の1歩になるとも言われていた。

一方で、図書館で見つけた本の書評集では、インポスター症候群の対応として周囲と比較するのでなく、これからどれだけ自分が学習できるか/成長できるかに集中すべきだ、と書かれていた。のびしろに着目すべき、と。

すぐに頭をよぎったのは Creepy Nutsの「のびしろ」だった。

そうか。心もとなくても良い。経歴の中の事実を認識しながら(事実に着目するのも良いらしい)、これからの「のびしろ」のことを考えていけたら良いのか。

ちょっとだけまた、前に進めそうなので、THE FIRST TAKEのバージョンをここにおいておきます。


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