弁護士になってよかったこと
今日は、弁護士になってよかったと思うことを書いていきます。
●経済的な安定
収入に関しては、正直、
「収入は多い方だと思うけど、よくわからない」
というのが率直な印象です。
というのも、法曹ではない仕事をしている
学生時代の同級生に、収入がどのくらいかなんて
聞くこともないし、
私は個人事業主なので、
税金も年金も保険料も全部自分で
払っていて支出も多く、福利厚生もないので、
多くはもらっているかもしれないけど、
経済的な利益はどうなんだろう?と思っています。
弁護士として大成するか、稼げる弁護士になれるかは
また別の不安につながるのですが、
難しいことや色々な不安はさておき、端的にいえば、
・弁護士の仕事を続ける限りはある程度の収入が得られる
・親や夫がいなくても一人で生きていける経済的な基盤がある
というのは、人生の不安を小さくしてくれる重大な要素だと
思っています。
私は一人で生きていける経済力を身につけたかったので、
ひとまず経済的な安定は得られてよかったなと思っています。
●人とのつながり
本当に、先輩も同期もみんな温かい人が多いです。
事務所移籍に関する情報、業務に関する情報など、
皆さん惜しみなく教えてくれて、
お会いした際には、
近況について気にかけてくれたり、
相談に乗ってくれたりします。
本当に「嫌な人」に会ったことがないのです。
(受験生時代の人間関係の方がよっぽどギスギスしていた気が・・・笑)
特に、縦のつながりが濃いと思います。
上の期の方とお食事をする際は、
お財布を出すことがないので、
自分が下の期の方とお食事をする際には、
必ず全部自分がお金を払うようにしています。
個人的には弁護士の先輩後輩は、吉本興業の養成所と弁護士の業界と似ているなぁと思っていて。
年齢がいくつであっても、NSCで何期かどうかにより先輩後輩が決まるのと同じで、
弁護士の業界も、年齢は関係なく、司法修習が何期かで、先輩後輩が決まっていると思います。
上の先輩方も、さらに上の先輩方にたくさんご馳走になっているため、
自分達よりも期が若い世代に還元していこう、と考えている人が多いように感じます。
もちろん食事だけではなく、
仕事の面でもそうだと思いますが、
自分よりも若い期の人たちを大切にしようという意識が強いような気がしています。
今まで、学生時代を含めて様々なコミュニティに属してきましたが、
弁護士業界が一番居心地がいいです。
今日から司法試験ですね。
私はまだまだ若輩者なので、
偉そうなことはいえないのですが、
若い世代が入ってくるのは純粋に楽しみです。
司法試験合格を目標とする皆様と、
お仕事で、お会いすることができますように、
そして、追い抜かされないように、
私も気を引き締めて頑張っていこうと思います。
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