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けいちゃん釣果報告①〜外来種は喰って減らせ!の巻〜【mono小話】

こんばんは!mono Hzギターけいちゃんです。

4月から始まった『mono小話』、今月は自分が務めさせていただきます。

キーボードやっすんによる先月の『小話』はこちらから↓↓


今年の目標「釣果100匹」

改めまして、mono Hzギターけいちゃんです。
そしてここからはmono Hzのギターではなく、「流浪の釣り人けいちゃん」として語らせていただきます。
さらにここからは一人称を「小生」とさせていただきます。

さて小生、実は釣りを趣味としていまして年初めのブログにも今年の目標を釣果100匹目標とさせていただきました。
(その時のブログはこちらから↓↓)

この『mono小話』では目標100匹の釣果報告をしていこうと思います。それではlet's go!

Stage1-常滑りんくう釣り護岸〜常滑前島港-

少しまだ肌寒さが残る4月上旬、シーズンにはまだ早いものの釣り衝動を抑えきれず朝5時に常滑りんくう釣り護岸へ小生は繰り出すのであった…

常滑りんくう釣り護岸の風景
セントレアへの入り口の橋が一望できます。

シーズン本番前&平日に休みを取っての釣行ということもあり小生以外誰もおらず貸切状態。
遠慮なく奇声を発したりすることで気持ちを高め
るも釣竿に反応はなくボウズ(釣果0の事)に…

1時間ほど粘ったのですが、釣れる気配はなく近くにある常滑前島港へ場所を変更することに…

そして常滑前島港に移動し1時間が経過し、「ここでもボウズか…」と思っていたその時…!

ググッ…!

おっ、何やら竿がグッと重くなる感覚が!
あまり引く感じがなくて魚種はよく分からないけどファーストフィッシュいただきだぜ!!
そして竿を引き上げると…

、、、

マヒトデ、お前陸降りろ

その後は場所を細かく変えながら11時ごろまで粘るも竿はピクリとも反応せず涙目敗走する結果に…やっぱ海ってクソだわ


Stage2-荒子川

午前中の釣行で惨敗し、「疲れたしこのまま帰るか…」と負の考えが過ぎります。
しかしせっかく釣りに来たのに何も釣らずに帰っていいのか?!と気持ちを奮え立たせ午後も釣行を敢行することに決めしました!
「勝ちたいんや!(星野仙一)」

とは言えまだまだ肌寒さの残る4月上旬、まだまだ水温も低くそのため魚の活性が低く爆釣することは容易ではありません。
そこで小生は考えました。
寒くて魚の元気がないなら、暖かい場所に行けば良いと…

そうして小生は名古屋市中川区に流れる都市河川「荒子川」に向かうのであった…

JR八田駅から徒歩3分ほどで到着できる好立地


先程、寒い時期は水温も低く魚も活性が下がる為、魚を釣ることは難しいと説明しました。
しかし荒子川は下水処理場や工場からの高度処理水が流れ込んでいる為、年中高水温となっています。
冬になると場所によっては湯気が立っている程なので相当な水温の高さですね…
その為、ティラピアなどの外来魚をはじめとした魚が一年中釣れるスポットなのです。

13時ごろに到着し、早速エサとなる食パンを釣り針に付けて川へ投入すると…

ググッ!!

いきなり引き込まれるようなアタリが!!
針バレしないように慎重に引き上げると…

ティラピア、通称イズミダイとも呼ばれる。
アフリカや中東域原産の外来魚。

キター!!!!
今年ファーストフィッシュとなるティラピアちゃんが釣れました!!
写真では大きさが分かりにくいですが、大体25cm前後くらいのなかなかのサイズが釣れました。

この後も2時間ほど荒子川で釣行を行った結果…
ティラピア:6匹
コイ:2匹
計:8匹
となりました!!
荒子川のポテンシャルからすると少し物足りないですが、午前中にボウズを喰らっているのでとても晴れやかな気持ちで釣りをする事ができました。
荒子川しか勝たん!!


15時を過ぎるとアタリが鈍くなってきた為撤収。
そして自宅に帰って釣れた魚達を…

捌いてイクぅ!


いざ、実食!!

釣りの醍醐味、釣れた魚達を持ち帰って食べるターンです。
ただ、「そんな名古屋のドブみたいな川で釣れた外来魚食べれるの?」とお思いの方もいらっしゃると思います。

結論から言うと、しっかりと処理をすれば美味しく食べることができます!
今回は下処理の方法を簡単に説明していきます。

/   捌かれて逝くぅ! \

それでは調理を開始していきます。
調理中の画像は写真を撮り忘れた少々グロいので割愛させていただきます。

こちらが捌き終えた魚達です。
実はこの画像の中に美味しく魚を食べるコツが2点隠されています!

① グルっとお腹迂回作戦
今回釣れたティラピアは非常に内臓がくっせぇわな魚です。
その為普通の魚のようにお腹を割くと内臓を傷つけてしまい内臓の臭みが身に移ってしまう可能性があります。

イメージ図。黒い部分が内臓。

ですので捌く時は頭からお腹を迂回し切り離す方法がベストとなります。

イメージ図。黒い部分が内臓。

画像のボールに入っているティラピアを見ると上のイメージ図のように頭と腹部が切り離されているのがわかると思います。
その為、過食分としては少なくなるので食いしん坊には残念ですが美味しく食べる為なのでちかたないね。
また、この方法はティラピアに限らず内臓の臭みが強い魚全般に有用なので、捌く機会があればやってみてください。

余談ですがこのティラピア、元々は食用として日本に運ばれてきたのですが、食用魚として流通することはほとんどありませんでした。
その背景にはこの下処理のめんどくささがあるかもしれませんね…

②臭いものは料理酒漬け作戦
これで内臓の臭みの不安はOKですが、もう一つ臭みの不安が残っています。
そう、この魚達はドブ川で生息しているという点です。
名古屋を流れる都市河川である荒子川で育っている為その点の臭みがあるんじゃないか?と不安な部分もあります。

そんな時は料理酒の出番です!
料理酒に食材につけておくと料理酒に含まれるアルコールが蒸発します。 その際、アルコールが臭みの元と一緒に蒸発することで、臭みを食材から取り除く効果があるんです!
調べて初めて知った

ボールに入っている魚達の写真は捌き終えて料理酒に漬けている状態です。
今回は10分ほど漬けました。理由はなんとなくです。

こうして2つの作戦を駆使し出来上がった料理が…

「ティラピアとコイの南蛮漬け」
です!

おあがりよ!

うンまそ〜〜ッ!(下のシンクから目を逸らしつつ)
今回南蛮漬けをチョイスした理由としては揚げる事によるじっくり加熱とお酢の風味によって仮に臭みが残っていたとしても美味しく食べれるかな〜と思った為です。
まぁ細かい事はいいって事よ!
それでは…

この世の全ての食材に感謝を込めて…
い た だ き ま す

サクッ…

うん、美味しい!!
臭みは全くなくティラピアのホクホクとした身が非常に南蛮漬けとマッチしてます!!
やはりイズミダイと呼ばれているだけの事はあり食味はかなりタイに近い気がしますね…
そしてコイの方もジューシーな肉質で、さらに皮下に蓄えてあるゼラチン質が溶け出して少しあんかけのような食味になっていて美味しかったです!!
ごちそうさまでした🤲


外来種は悪者?

皆様、外来種と聞くとどんなイメージですか?
一般的には生態系や農作物に被害を及ぼすなどマイナスなイメージが強いと思います。
しかし、今回のティラピアのように人間にとっても有用になる面があると言う事です。

そもそも外来種はティラピアのように食用として流入された外来種も多くそれらは当然人間が流入させている為、人間の責任による部分が大きいと思うので一概に外来種が悪とされる風潮にはいささか疑問です。
もちろん流入させた背景には食料不足の解決など善意ある目的を持っての行動な為、その行動自体を非難することもまた違うとは思いますが…

かといって外来種の実情を考えるとやはり駆除を行う事はやむなしかなと思う部分もあるのでこの問題は本当に難しいところですね…

まぁ長々とよく分からん事を言いましたが用は
「せっかく外来種減らすならただ駆除するより美味しく食べて減らしてこうぜ小松ゥ!」って感じです。(トリコ脳)


現在の釣果結果

現在5/17時点での釣果は以下の通りです。
ティラピア:6
コイ:2
ヒトデ:1
合計:9匹

一応釣ったからヒトデも入れていいよね
なかなか厳しい立ち上がりですが、これから暖かくなってきて釣りのハイシーズンに突入していきます!!
目標達成のために小生もガンガン釣りに行ってくるのでまた報告ができればと思います。
チェケラ!!

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