適当だから続けられたのか

 ヤクザさんとかが、世間のしがらみが嫌でアウトローになったはずなのに、世間よりもしがらみのある世界に入ってしまったというのは、昔から言われる話だ。

 自分はあんまりしがらみのある世界は好きではない。今、自分がやっている趣味の世界はしがらみはあるんだろうか。

 今、自分はUFOの同人誌やら何やらを続けているが、やっぱり続けられた楽しみは、周りに恵まれたというのが大きい。

 それは例えば「優劣」とかを言って来ない人たちだった。「上下関係」が生まれないように気を使ってもらえた。原稿書く書かない、論文形式にするしないというのは自分で決める事ができた。同じ考え(イズム)にしろと言う人がいなかったのだ。

 それは「まず集団で活動する事ありき」ではなかったという事だろう。

 これは資料を読むペースについてもそうだったし、「あれ読めこれ読め」を過剰に言う人がいなかった。
 同人的な集まりでは、何らかのノルマ的なものが求められて、それが嫌でやめる人もいるという。わかる話だと思う。

 年一冊、一年かけて作る。あとは雑談。それだけで十分楽しい。

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