地下駅モンロー主義

 地下駅モンロー主義、何とも悩ましい言葉である。

 一般的には「市営モンロー主義」というそうなのであるが、やはりここは私が最初に聞いた「地下鉄モンロー主義」で行きたい所である。

 そう、「地下鉄」で「モンロー」と言えば、マリリン・モンローが映画「七年目の浮気」の中で地下鉄の通気口の上を通っている時に、白いドレスを捲り上げられるシーンなのである。

 しかし、私はこの映画は観ていない。多分パロディでやったのを観たのだ。ドリフだったかもしれない。

 このシーンの場所はニューヨークのレキシントン・アベニューとの事である。映画の中ではトム・イーウェルと「大アマゾンの半魚人」を観た後で歩道の格子の上を歩いている場面なのだが、「大勢の見学者のいる中、現地で撮影された」という話と「FOXのスタジオ」という話が存在する。

 このシーンがジョー・ディマジオとの破局を決定的なものにしたのだそうだ。

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