B級電関について知ったような事 その2

 EBクラスの電気機関車の16番鉄道模型は「入門用自由型」以外に「スケールモデル」として作られた事がケースが結構あった。これは現在もある。

 結構実物も長生きした事も背景にあるのかもしれない。

 実物で有名過ぎるのが銚子電鉄のデキ3だし、えちぜん鉄道テキ6も異論あるかも知れないが機関車の仲間だが、三井三池鉄道、日本セメント上磯、日本油脂武豊といった専用線にもEBクラスの電気機関車がいた。

 銚子のデキはさすが人気者で各社から製品化されている。上田交通EB4111はカツミが製品化しているが、これは育ったかつての入門者に向けてのものだったかもしれない。EB級電気機関車の模型と言えば他にモデル8等からも色々発売されている。
(指摘あり。カツミのEB4111はOとOJで、16番はモデル8からだったとの事)

 そして最近、トミーテックからはナローではあるけれど、B級電関的な、EF58ショーティー的な電気機関車も発売されている。

 で、ここへ来てEBクラスの電気機関車の模型を、どちらかと言えば自由型の方向から発売しているアルモデルから、ED14をショーティー化させた機関車の発売がアナウンスされた。

 ED14ベースならば国鉄型にする他に、ピンクやブルーに塗って私鉄用にしたり、アメリカ型のトラムとかディーゼル機にしても良いのではないだろうか。

 もっとも、それはB級電関を一番欲しがった世代向けと言うより、雑誌で過去の製品・作品に触れて興味を持った世代向けという事になりそうだが。

 しかし、このクラスの模型がまた盛り上がって、Nゲージだとちょっと小さい私鉄のワフとか、銚子電鉄デキ3とハフの編成とか、ブリル21E下回りの路面電車並の長さの電車や電動貨車とか、国鉄EC40を払い下げた私鉄の機関車とか、津軽鉄道から東野に行った箱形ディーゼル機関車を楽しむ人が色々出てくると楽しいと思う。そっちは12ミリがいいか?

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