「夢中になっている男」ってのは
「何かに夢中になっている男が好きだ」っておかしいだろ。ってのはまあ、ある先輩の言葉だった。
より正確に言うならば、「女は何かに夢中になっている男が好きだから、夢中になる物を作れ」という説教をするやつがいるが、それはおかしいと。
俺(ものぐさ太郎)がそんな説教(それも自分が本来苦手な、その人が好きな事を夢中になれって言われた)をされた事を愚痴った時に返ってきた言葉だった。
それより自分に一番夢中になってもらった方が嬉しいだろうと。
確かに、自分の興味ないものに夢中になられるのは、なんかちょっとってのは分かる。自分が犬が嫌いなのに急に相手に犬オタクになられてもって感じで。
例えば野球選手だったらこれはまた別だと思う。野球選手だと分かりやすいが、夢中になることで収入が安定する職業ならば、それが自分の得にもなる。
「ラッコ、貝を割るラッコ、あれ面白いだろ。面白いって評価だけど、じゃ、付き合ってくれるかって言うと、違うんだよ」
そうも言われたな。
今の自分はというと「◯◯な人は美しい」って言葉を、ほとんど嫌うようになってしまった。最近の「田舎者は田舎で農業でもやってりゃいいんだよ」的なテレビ番組が嫌いなのとどこか共通している。
関係あるかどうか、「マーフィーの法則」にこんな言葉があった。「いい人には二種類しかいない。都合のいい人か、さもなくばどうでもいい人だ」と。
いやはや、「あなたったいい人」より「あなたって悪い人」の方が評価が上だって言った人もいたなあ。
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