アニメ思い出し語り 20 UFOロボグレンダイザー

 以前「人という字」の話題に関してちょっと書いた作品である。

 巨大ロボというと今では「ガンダム」という事になるんだろうが、その前は「マジンガーZ」であった。その「マジンガーZ」の主役であった兜甲児が脇役として起用された作品である。

 そのあたりちょっと「ムリヤリ感」があった。もし甲児をマジンガーZに乗せれば(活躍しなくても)主役を食ってしまう懸念が作る側にはあったんだろう。

 多分兜甲児の一番の見せ場は、武田鉄矢より前に人という字の形について語り、デュークに結束を呼び掛ける所だろう。違うかもしれないが。

 ではマジンガーZを出さないとすると、マジンガーZはどうなっているのか。一応、映画版では博物館にあるという事になっているが、新たな敵が来ている時にそれで良いのだろうか。

 まあ、それはそれとして。

 この作品の主役、デューク・フリードが円盤形態のスペイザーからグレンダイザーに乗り移る際に、イスがなぜかムダに回転する。そのままスライドして下に下がり、前に行けば済みそうなものであった。

 このイスは「デューク・ピット」として超合金が出ていた。売れたんだろうか?

 超合金と言えば、ポピー版超合金にダブルスペイザーは無かった。テコ入れメカ(?)なのに超合金無いのかよ。そしてマリンスペイザーもドリルスペイザーも無かった。

 最初に甲児が乗っていたヤラレメカのTFOは超合金が出ていたと思う。いや、それは欲しくないだろう。

 商売としてその商品チョイスで良いのだろうか?

 そういえば、発進プロセスでデュークが乗っているスクーターがあるんだが、これも場合によっては製品化されたんだろうか?

 発進プロセスは「グレート・マジンガー」以来長くなり、この作品では研究所の真下以外の所から出られる設定があった。後半、親戚の所に行っていて観られない場合が結構あり、自分が観た別ルートは滝の裏側から出てくるルート7だけであった。

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