ムード盛り上げ楽団の事
「ドラえもん」の映画最新作は音楽がテーマなのだそうだ。
私が「ドラえもん」で音楽がテーマと聞いて浮かぶのは、「ムード盛り上げ楽団登場!」である。
この道具、最初に「ぼくドラえもん」がテレビで主題歌に使われた時にも登場している。そしててんとう虫コミックス14巻表紙にも。
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この巻には他にも音楽ネタがあるのが面白い。
「ヨンダラ首輪」
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「念録マイク」
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そしてあの名作、「ラジコン大海戦」である。
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さて、ムード盛り上げ楽団である。
冒頭のやり取りが最高。
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「おいしい? それともまずい?」
「うん」
「どっちなのよ!」
「うんうん」
ヒドイなのび太。でもこれで「つかみはOK」。
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ドラえもんの説明の場面で気になるのはこのパーマン登場。1970年代後半っていうと、あんまりパーマンはテレビに出てないんだよね。
このシーン、原作には無いよね。
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ベートーベンの交響曲第5番「運命」。いかにも感動シーンという音楽。
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どうも、何気ないシーンでも勝手に判断して曲を流し、感情を動かす事が出来るらしい。このあと「魚がかわいそう」な展開に。
迷惑な機能だな。
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この「曲名は知らないけれどメロディが浮かぶ」不思議な感じ。
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ジャック・オッフェンバッハ「天国と地獄」(この言い方は正確ではないそうだが勘弁して)。
こんなシーンには定番中の定番。
そういう訳で、私はしずちゃんのお色気シーン以外についても、一応書けるのである。どんなもんだ。
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この話にも一応パンチラはあるのだが。
もしこの道具で、しずちゃんお色気シーンに繋げるとしたら、しずちゃんが上着を脱ごうとしたところで「ズンダカダッタ タタタ ズンダカダッタ タタタ」という曲(ラテンの名曲「タブー」)が流れ、「ちょっとだけよ」「あんたも好きねぇ」と、しずちゃんがさらにその先も脱ぎだす展開はどうかと思う。
サポートありがとうございます。 はげみになります。