「迷宮グルメ」の背景のクルマたち

注 筆者は台湾以外の外国には行った事がありません。聞いた話を基にネットの情報も加味して適当に書いています。

 この所、私は台湾行きもできないし、東京すら行きにくい日々を続けている。西武園に怪しいオート三輪がいるらしいんだけどね。

 そんな中で時折「働くクルマ」が映る「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」におけるヒロシ氏の考えは、自分が台湾に行った時に感じる事(通じてるんだか通じてないんだか分からない)と共通するものがあり、以前は観られる時だけ観る感じだったが、最近は気を付けて観るようにしている。
 まだ私が行っていない台湾の街である基隆の回があるのも興味深い。ここにも鐵牛車がいると聞く。
 やはりアジアが面白いと思うのだが、スペインの散水車が出てくるようなヨーロッパの回もあるので気が抜けない。トルコ回はまだ観ていないけど面白そうだ。

 インドネシアでは三輪タクシーのバジャイが有名で、ヒロシ氏もバナナの揚げ物を運転手さんにあげていた。ワゴン車のスライドドアを外したような乗り合い交通機関アンコットも映りこんだ。これはミクロレットとか他にも言い方があるらしい。乗り合いには中国製っぽい三輪トラックもあった。何でもありかも知れない。 
 ヒロシ氏が訪ねているかは分からないが、田舎に行くと前2輪後1輪の「ベチャ」にエンジン付けたのもあると聞く。

 タイではサムロー(トゥクトゥク)が有名だが、シーローとかソンテウとか、ちょっと見には乗り合いなんだかタクシーなんだか分からないものがある。
 サムローに関しては、多分ヒロシ氏は訪ねていないが、アユタヤでは後期型ミゼットベースのものが走っていると聞くので乗ってみたいと思っている。
 そう言えばタイにはサイドカーを利用した屋台も多い。
 ヒロシ氏は自転車タイプのリキシャに乗車した事があったな。
 これも迷宮グルメでは出てきていないと思われるが、田舎の鉄工所で作られたロットイーテーンと呼ばれる農業トラックがあり、なかにはホットロッドっぽいのも存在しているらしい。

 フィリピンの有名な乗り合い交通ジープニーは最初はジープベースだったそうだが、後にトラックにジープ顔をつけるようになった。ジープタイプのジープニーは日本でも大阪や福岡等で保存されているのか見られるようだ。日本のデコトラと通じるものがあり、部品を売る店もある。ヒロシ氏も乗車していたな。今はトラックそのものやちゃんとした小型バスもあって、名前だけは変わらずジープニーらしい。
 またオートバイや自転車にサイドカーを付けてタクシーにするトライシクル(トライセコ)も多く使われている。自転車サイドカーにパラソル立てて荷物運んでいるのが映った事もあった。
 ヒロシ氏はこちらも自転車タイプに乗車していたような気がする。

 ミャンマーの回は見ていないが、田舎にはマツダ等のオート三輪改造車がいると聞く。まだ観ていないというとラオスもそうだ。ラオスもオートバイ改造みたいな三輪タクシーがいるらしい。

 さすがに韓国となると無いだろうとも思うが、古めのオート三輪や割と新しい三輪バイクが荷物運搬に使われているという。映った事あったかな。
 また多分まだ出てきてはいないが、チェムシという、米軍のトラックに修理を重ねたものが木材等の運搬に使われていると聞くし、済州島にはジープベースの農業用トラックがいるようだ。

 香港には三輪トラックはいないと聞いていたが、離島には中国製のものなどが入っているらしい。離島には他にも四角っぽい小型トラックがいるらしいが、離島だけに「迷宮グルメ」で映るかどうかは分からない。

 アジア以外で面白いキューバでは、1950年代の丸いアメリカ車が(外見は)きれいな状態で使用されている。よく知られているタクシーは11月19日駅の回で確か登場している。
 他にもチャリオットみたいな馬車とか初期のフィアット124をベースにしたソ連製のクルマも走っている。

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