初期の「テレビゲーム」とドラえもん

「ドラえもん」の連載が進んでいくうちにゲームの世界は劇的に変化した。すごろくやボードゲームが主だったのが、集積回路を用いた電子的ゲームが次々と生まれ、広まっていったのである。

「立体インベーダーゲーム」や「実物電子ゲーム」の出てくるエピソードが結構知られている。
「立体インベーダーゲーム」は恐らく、22世紀のハードウェアに移植したインベーダーゲームなのだろうが、色々異なっているようである。
「実物電子ゲーム」は任天堂のゲーム&ウォッチがベースになっているっぽい。

 ファミコン以前のハードとソフトが一体化したゲームの様子が垣間見られる。

 インベーダーゲームの前にはブロック崩しが流行ったが、その前には、現在「ポン」と呼ばれるモノが流行った。売っているのは見たことがあるが、当時何と呼んでいたかは忘れた。

 その様子は「サンタえんとつ」に登場する。

 家具調と呼ばれるのはもう少し後だった気がするが、ステレオ放送以前の懐かしい形状のダイヤル式チャンネル切り替え。当然ブラウン管である。

 接続ケーブルが見えていないが、無線接続ってあったのかな? 接続はその後の外部入力端子の時代より面倒だった気がする。

 板状になっているラケットをジョイスティックで操作して、球を打ち合うのである。卓球よりエアホッケーに近い感じか。

 ともかく、のび太のパパの様子は、子供より親が熱中する事があった、その事で家庭への導入が進んだ事が伺い知れる。


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