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Interview to Tusq (日本語)

今回の記事では、我々Team TusqのPromo Dept.からTusq本人へ行ったインタビューの内容を公開していく。

ここでしか語られていない情報も数多くあるので、読者の方々には是非最後まで閲覧していただきたい。


はじめに

ー まずは簡単に自己紹介を
Tusq:Tusqです。日本人です。ドラムを演奏したり、DJingしています。たまに曲も作ります。

ー 経歴は?
Tusq:ざっとこんな感じです。

・Team Tusq Founder / Main Artist
・RCC MVP of 2018 / Drum-Solo-Battle Vice Champion
・Crux.wav Drummer
・Negiduction Music Dept.

ー 音楽以外で好きなものや普段やっていることは?
Tusq:もっぱらゲームですね。Nintendo Switchのソフトを色々遊んでいます。あと数学も結構好きで、趣味で球の体積の公式を導出したりしています。

ー 人生に欠かせない10のアイテムは?
Tusq:こんな感じです!

・MacBook Air(何やるにもこれがなきゃ始まらない!)
・ヘッドホン(Macの次に大事!音楽家の生命線!)
・ドラムスティック(細くて軽いものが好み!)
・MIDIコントローラー(作曲とDJの必須品!)
・イヤホン(ノイキャンで自分の世界に入り込む!)・
・スピーカー(大事なモニター環境!ゲームにも使える!)
・Nintendo Switch(制作に行き詰まったら気分転換!)
・ドライフルーツ(健康的な大好物かつ作業中の糖分!)
・A4用紙(制作中のメモや勉強に使える!)
・黒い襟付きのアウター(テンションが上がる服!)

ー 座右の銘は?
Tusq:「音楽は感覚の数学であり、数学は理性の音楽である」っていう、ジェームズ・ジョセフ・シルベスターさんが遺した言葉なんですが、文章の構造が好きで座右の銘にしています。


as a Drummer

ー ドラムを始めたのはいつ?
Tusq:ドラムは5歳からで、DJや作曲に比べて圧倒的に早かったです。

ー なぜドラムを始めた?
Tusq:あんまり覚えてないんですが、小さい頃、母に楽器店に連れてってもらって、その時にドラムを見つけた途端、それしか触らなかったらしいです。

ー 運命的な出会いだった?
Tusq:運命的でしたね。ただ、母は私にピアノをやらせたかったらしいですが…。いずれにせよ、何かしら楽器には触れることになっていたと思います。

ー 初めて触った楽器がドラムでよかった?
Tusq:少し前まではピアノの方がよかったと思う場面もありましたが、最近はドラムで本当に良かったと感じます。リズムやグルーヴなどを体で理解できるのは、かなりのアドバンテージだと思いますし、 小さい頃からそれが身についていたからこそ、今の活動に大きく活かされていると実感しますね。

ー 今後挑戦してみたい楽器は?
Tusq:最近ベースにチャレンジしています。弾けたら純粋にカッコいいですし、弦楽器の動きを理解できたらもっと音楽が楽しめると考えてます。

ー ドラムの得意ジャンルは?
Tusq:基本的にブラックミュージック全般は得意な方ですが、Swing JazzやFusionをメインで叩いています。私が所属しているRCCがJazz系のドラムスクールなので、そういったジャンルの経験が多いです。ただ、スクールの先生がSamba系のグルーヴを好んでいた影響もあって、私のドラムソロはSambaのテクスチャが色濃く含まれています。

ー ドラムで一番大切にしていることは?
Tusq:「都会的に叩く」ということですかね。どのジャンルを叩く場合でも、曲の世界観の許容範囲ギリギリまで、アーバンな空気を溶かして演奏するよう心がけています。

ー 都会的?
Tusq:中学生の頃、吹奏楽部の練習で田舎くさいと全体で注意されてことが個人的にとても腹立たしかったので、その反骨心で都会的に叩くことを意識してます笑。

ー 影響されたドラマーは?
Tusq:結局は、私の先生から一番影響を受けていますね。師の存在はやはり強いですし、影響を受けるほどドラムの勉強をしていないというのもまた事実なので…。


as a Track-Maker

ー 作曲を始めたきっかけは?
Tusq:中学生の頃、両親にiPhoneを買い与えてもらったんですが、そのiPhoneに入っていたGarageBandというDAWを興味本位で開いたのが一番最初です。ただ、最初は作るというよりも、すでに入っていたループサンプルを使って、デモ曲をアレンジするような感じでした。

ー 最初はどういうジャンルに触れていた?
Tusq:Electro FunkとかReggaetonとかは好んで組み立ててましたね。なぜか、カッコいいと感じていたんです。

ー 制作環境はどう変遷した?
Tusq:高専入学時にiPhoneからiPad Proに大幅進化したんですが、そもそもモバイルで作曲することに限界は感じていて、高専3年生でパソコンを組み立てました。しばらくはそれで作曲していったんですが、やっぱりアイデアは持ち運べないとダメだと思って4年生でMacBookを買いました。

ー 今までの作曲人生最大のターニングポイントは?
Tusq:DAWがGarageBandからAbleton Liveに変わった時です。Ableton Liveを初めて触った時、パソコンで曲を作ることの重要性を痛感しました。

ー Ableton Liveの良さは?
Tusq:ズバリ、インターフェースの出来ですかね。これだけシンプルかつ操作性の高いUIを持つDAWは少ないと思いますし、マニュアルを見なくても使えるというのは、面倒くさがりの自分にとっては本当にありがたいです。日本人のユーザはまだまだ少ないですが、これからどんどん流行っていくんじゃないかなと思います。

ー 作曲で影響を受けているアーティストは?
Tusq:これは完全に1人で、私が世界で1番尊敬している人なんですが、フランスのfusqというアーティストです。彼のサウンドがとても好きで、KAWAIIとElectroが共存してなおかつ都会的、という私得な音楽を作っています。私がAbleton Liveを使っているのもMacを使っているのも、なんならTusqという名前も彼から影響を受けています。

ー ズバリ、Tusqの音楽とは?
Tusq:「渾沌と秩序の共生」ですかね。ドラムにせよ作曲にせよDJにせよ、色々な要素を混ぜ込んでますが、それらが互いにいい作用を生み出す音楽を目標としています。


as a DJ

ー DJを始めたのはいつ?
Tusq:DJingし始めたのはMacBookを買ってからだから、高専4年くらいからですかね。ドラムと作曲に比べて圧倒的に歴が浅いです。

ー でも今一番DJの活動が活発的では?
Tusq:痛いとこ突きますね汗。まあでも実際その通りで、今はDJとして曲のアレンジやミックスの制作を行っています。ゆくゆくはDJとして商売ができればいいな〜と、日々進捗を立てながらのんびり考えていますね。

ー 作曲とドラムの方が歴があるのに?
Tusq:作曲はまだまだ勉強しなければいけないことが多いのと、単純に自分が一番難しいと感じているので、コンスタントに作品を生み出せないですね。一方ドラムは、全然やろうと思えばいつでもという感じで、現在何か皆様に楽しんでいただけるようなコンテンツを考え中です。

ー DJingで影響されたアーティストは?
Tusq:SkrillexとMadeonに大きく影響を受けてます。私の作ったミックスは、基本的に彼らの楽曲が入っていますね。特にMadeonは自分のDJingにも大きな影響を与えていて、LaunchpadというMIDIコントローラーでDJingするスタイルは、彼ののDJingを完全に真似しています。

ー TusqのDJはかなり独特では?
Tusq:その通りです!一般的にDJというと、ターンテーブルというコントローラーで、リアルタイムに楽曲を制御してミックスしていますが、私の場合は事前にミックスを制作してから、それにエフェクトをリアルタイムでかけるという方式をとっています。さらに、その場でドラムの即興演奏もしますね。この「ドラムとDJの融合」っていうのは、自分の強みだと考えています。

ー それは…DJと呼べるのか?
Tusq:それは自分でも疑問に思っていて、多分呼べないですよね笑。ただ、皆様に理解しやすいようDJという言葉を使っています。一応、SNSのプロフィールではRemix Drummerという造語で自己紹介していますが…。

ー Tusqの方式のメリット・デメリットは?
Tusq:メリットは、基本的に一度再生ボタンを押したら何もしなくてもライブは成立はするという点ですね。ミックス制作時点で、オートメーションなどである程度形にしているので、わざわざその場でエフェクトをかけなくともライブはできます。デメリットは、ライブ中に音源を変更できない点です。一応その場で曲を繋げることも出来なくはないですが、事前準備をしていない分、安定性が大きく失われます。皆様に快適なライブをお届けしたいので、ライブの雰囲気と時間は事前に知った上で制作を進めたいです。

ー なぜターンテーブルを使わないのか?
Tusq:ターンテーブルって難しいんですよね笑。インターフェースがとにかく難解で、その操作をリアルタイムで行うことも非常に怖いです。練習すればいいんですが、ちゃんとしたのを買おうとすると割と高額ですし、それなら手元にあるもので成立させてみようということで、今の方式に至りました。


これから

ー Tusqはこれからどうなる?
Tusq:それは私が一番教えてほしいですね笑。まだ20歳で、ついこの前に編入先の大学も決まったばかりですし、展望は中々見えてこないです。ただ、全く見えてないわけでもなくて、一応大学院で「情報科学芸術大学院大学」という大学院大学への進学を目指しています。「IAMAS」とも呼ばれていますが、メディアアートが学べる公立の学校ということで、かなり興味がありますね。

ー 夢は?
Tusq:究極的には、Tusqとして食っていくことができれば一番嬉しいですね。まずは皆様に認めてもらえるように、より音楽と向き合いたいと思います。

ー 最後に皆様に一言
Tusq:まだまだ至らない点も多いですが、今から私を応援していただけると、私が有名になった時に古参勢としてマウントを取れるかもしれません笑。それは半分冗談ですが、皆様に応援していただけるような活動ができればいいな〜と思っていますので、是非応援をお願いします!宣伝にはなりますが、Tusqの公式Discordサーバーに入会していただけると、私がとっても喜びます笑。最後に、この記事を見てくれてありがとうございました!

https://disboard.org/ja/server/1039537758370279475


以上がTusqのインタービューだ。いかがだっただろうか。彼のこれからの活動を応援していただければ幸いである。

Team Tusqでは、Tusqの技術的なサポートやマネージメントまで、Tusqの活動を支援する人材を随時募集している。気になる方は、下の公式サイトからアクセスしてほしい。

ではまた、どこかでお会いしよう。


©︎2022 Team Tusq







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