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#7【未来予測】「名作アニメ映画サマーウォーズに出てくるアバターを10年以上経った”今”改めて考察してみる①」

こんにちは。唯一のフルゆとり95年度世代♂のモノトーンです。

随分と久しぶりの投稿になってしまいましたが、今年度初の投稿になります(^ ^)
今年度はコンスタントに投稿していきたいと思っておりますので、片手間に是非ご覧いただければと思います。

さて、昨日お笑い芸人兼YouTuberの中田敦彦(通称:あっちゃん)が顔出し引退宣言を撤回して話題になりましたね。

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前言撤回の言葉では、「中田敦彦は顔出し引退を撤回します!全力でやってみたけどダメでした。中田敦彦という存在がすごすぎて。」と「中田敦彦の偉大さに気づいたから」という理由を語っていましたね(笑)。さすが「PERFECT HUMAN」ですね(笑)。

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ことの発端は3月12日に投稿された1本の動画で、その動画内で4月以降のメディア出演時において素顔で出ることをやめると宣言し、今後は「アバター」と呼ばれるキャラクターを使用して出演するという、大胆な方針を打ち出していました。

さて、前置きが長くなりましたが、今回お話させていただきますのは、タイトルにもあります通り、今回の2本の動画でキーワードになった「アバター」について考察していきたいと思います。

まず私が今回の2本の動画で出てきた「アバター」という言葉を耳にしたとき、まず頭に浮かんだのが、名作アニメ映画『サマーウォーズ』でした。

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同世代の方々は観たことがあるのではないでしょうか。もう公開から10年以上経っていますが、個人的には今でもめちゃくちゃ好きな映画のひとつです。

さて、だいぶ本題から脱線してしまいましたが、作中では「OZ」という仮想世界に「アバター」が出てきているので、その辺りを深堀っていきます。

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細田守監督がOZを発想するきっかけとなったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)

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細田守監督がOZを発想するきっかけとなったインターネット技術の1つがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、当時流行していたのが会員制コミュニティサービス「mixi」。映画公開時は約2400万人が登録していたそうです。その後、TwitterやFacebookが日本でも浸透し、インターネット上でのコミュニケーションが当たり前になっています。昨今では「インスタ映え」が流行語大賞になるほどInstagramが普及し、SNS特有の言葉や文化など様々な新しい流行や習慣が生まれています。最近ではTikTokやClubhouseも出てきていますね。

仮想世界「OZ」で主に可能なこと

①婚姻届やパスポート発行までできるOZの行政機関・地方自治体電子サービス

②一瞬で翻訳され、世界中の人々と楽しく会話できるAI自動翻訳

③佳主馬が才能を発揮した「eスポーツ」

以上が作中で出てくる仮想世界「OZ」で主に可能なことです。1点づつ詳しくみていきましょう。

①婚姻届やパスポート発行までできるOZの行政機関・地方自治体電子サービス

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「サマーウォーズ」では多くの行政機関や地方自治体がOZに窓口を置いており、納税・住民登録・パスポート発行・婚姻届などの各種手続きをインターネット上で行うことができ、選挙もインターネット上で行われます。映画の中では大学生と偽っていた主人公・ケンジの素性が、OZの住民基本データで検索されたことにより、バレてしまうというシーンも出てきますね。

②一瞬で翻訳され、世界中の人々と楽しく会話できるAI自動翻訳

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OZの登録者数は10億人以上で世界中の人々が登録しており、使っていない人が珍しいほどです。そんな世界中の人々がいるOZの世界でのコミュニーケーションを可能にするのが「自動翻訳機能」で、あらゆる言語が一瞬で翻訳されます。

③カズマが才能を発揮した「eスポーツ」

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「eスポーツ」とはご存知の方も多いと思いますが、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲームやビデオゲームを使った競技・スポーツ全般を指します。「キング・カズマ」というアバターを持つカズマは、万助おじいちゃんからOZ経由で少林寺拳法を習ったことにより、OZマーシャルアーツ(OZの格闘技統括団体)の世界チャンピオンになり、有名になります。

仮想世界「OZ」の問題点

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ただ、本作では主人公・ケンジのアバター(アカウント)が盗まれてしまい、いわゆる「なりすましアカウント」となってしまいます。なりすましアカウントやアカウントの乗っ取り被害もSNSの発達と共に近年問題となっていて、OZで起きた問題が現代でも起きており、日々色々なサービスが対応に追われています。
便利で楽しいものが間違った使い方をされると、とても恐ろしいものに豹変してしまいます。OZを混乱に陥れた「ラブマシーン」のような脅威や問題が現代では起きないように、ルールやマナーをしっかりと守って利用していきたいですね。

いかがでしたでしょうか?

今回は「名作アニメ映画サマーウォーズに出てくるアバターを10年以上経った”今”改めて考察してみる①」についてお話しさせていただきました。

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今回ご紹介した項目以外にも、作中の仮想世界「OZ」では、医療IoTやクラウドワーキング、VRなど、現代で目にするテクノロジーがたくさん登場しています。OZの世界がどこまで現代で実現されているか、また今後どのようなことが実現されていくかの予測は、次回の記事で考察していきたいと思います。

次回の記事も是非ご覧いただけますと幸甚です。

以上、唯一のフルゆとり95年度世代♂のモノトーンでした(^ ^)

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