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氷菓 聖地巡礼 2日目 その1

どうも、MONOです。

前回の記事から、3ヶ月も経ってしまいましたが、続きを書いていこうと思います。

さて、2日目は、1日目に購入しておいた聖地巡りきっぷを使って、主に高山郊外の聖地を回りました。


2/18(2日目)

平湯温泉

平湯温泉は、第7話「正体見たり」にて、古典部メンバーの夏合宿の行き先として登場しました。

平湯温泉までは濃飛バスでアクセスできます。所要時間は1時間ほどです。

前日に、松本→高山で通った道を再び通りました。

劇中で奉太郎たちが乗ったバスとはかなり違います。
車内はだいぶ改変されているようです。(放送当時はアニメと同じ型のバスで運行していたのかも?)




バスは雪が積もった山道を進み、着きました!
ここがあのバスターミナルです!
もう全く同じです…

平湯バスターミナル(アルプス街道平湯)
バスがちょうど来たのでパシャリ

アルプス街道平湯

アルプス街道平湯は、平湯BTにある売店です。
中に入ってすぐスタンプ台がありました。
さっそく、スタンプを押します。

舞台探訪マップもたくさん置かれていました

スタンプラリー4ヶ所目の平湯温泉宿泊案内所は目と鼻の先ですが、まだ営業開始時間になっていなかったので、先に山荘 湯乃里に向かうことにしました。

山荘 湯乃里

平湯BTから歩いて3分ほど

山荘 湯乃里は、奉太郎たちが泊まった摩耶花の親戚が営む旅館「青山荘」のモデルとなった旅館です。

建物の外観は違いますね(内装も違うようです)

周辺の道や景色は同じでした。

山荘 湯乃里さんでは「氷菓舞台記念プラン」という宿泊プランもあるそうなので、今度訪れたときはぜひ泊まりたい…

平湯の湯

奉太郎たちが浸かった温泉です。
利用料金は寸志(300円ほど)とのことです。500円入れさせていただきました。
また、タオルを持参していなかったので、事前にアルプス街道平湯でフェイスタオルを購入しておきました。


若干、建物の配置が違います。


コインロッカーの数も同じ

脱衣所も正確に再現されています。
温泉に行ったのが9時台でしたが、入浴客は私以外に3人ほどいました。
しばらくすると私だけになったので、人が来ないうちに急いで露天風呂の写真を撮りました。

平湯温泉の開湯は戦国時代といわれているそうです…
ここで奉太郎はえるの入浴姿を想像してのぼせたんですね…

温泉も若干アニメとは異なっています。

雪が良い感じに積もっており、最高の景色でした。
小1時間ほど温泉に浸かりましたが、とてもリラックスできました…

平湯温泉宿泊案内所

温泉に入ったあとは、スタンプラリー4ヶ所目の平湯温泉宿泊案内所へ

温泉むすめのグッズがたくさんおいてありました。

なかなか味のある建物
奥飛騨温泉郷特別観光大使 平湯みつば さん

平湯温泉を満喫したあとは、再び、濃飛バスで高山駅まで戻りました。

一之宮

さて、高山駅まで戻ったあとは、第22話「遠まわりする雛」の舞台となった飛騨一ノ宮駅周辺までバスで…
JRでも行くことができますが、バスのほうが本数が多いのでおすすめです。

飛騨一宮水無神社

バス停から歩いて5分ほど、飛騨一宮水無神社に到着。
飛騨一宮水無神社は、名前の通り、飛騨国の一宮(ある地域の中で最も社格の高いとされる神社)だそうで、とても立派な神社でした…


パネルが増えていました


参集殿
ここから生きびなが登場するんですね…


奉太郎たちはここに座っていたのですね…

劇中で、奉太郎とえるが参加した「水梨神社」の生きびな祭のモデルになっているのが、「水無神社」で例年4月3日に開かれる「飛騨生きびな祭」です。
詳しい解説が観光協会のHPに載っているので、こちらもぜひご覧ください。

神社の前を流れている川では梅花藻が見られるそうです


さて、次の聖地までは水無神社から歩いて10分ほどです。

宮川を渡り…
飛騨一ノ宮駅に到着
跨線橋を渡ると案内が…

臥龍桜

同じく22話で出てきた「狂い咲きの桜」

モデルとなったのは飛騨一ノ宮駅近くにある一本桜である「臥龍桜(がりゅうざくら)」
幹の形が龍の臥した姿に似ているところから名付けらたそうです。
なんと樹齢1100年以上だそうです…

1100年前というと日本は平安時代中期。
遣唐使が廃止され、独自の国風文化が発展していた頃…

そんな頃から生えているとは…恐るべし…

国指定の天然記念物
まあそうですよね…

平成3年の台風の被害により、一時は枯死の危機にあったそうですが、その後の保護活動により、見事に回復を果たしたそうです。

満開の桜も見てみたい…

こちらもアニメとは位置関係が違っており、実際の生きびな祭りでもこの桜の下を通ることはないようです。

臥龍桜と思われる桜が描かれたマンホールも

そして、22話の終盤でもこの臥龍桜が出てきますが、このシーン、何度見ても感動する場面です。

「見てください、折木さん。ここがわたしの場所です。 (中略) わたしはここを最高に美しいとは思いません。可能性に満ちているとも思っていません。でも…...」
 (中略)
「折木さんに、紹介したかったんです」

角川文庫『遠まわりする雛』p.406-407 及び TVアニメ『氷菓』第22話『遠まわりする雛』

「ところでお前が諦めた経営的戦略眼についてだが、俺が修めるというのはどうだろう?」

角川文庫『遠まわりする雛』p.407 及び TVアニメ『氷菓』第22話『遠まわりする雛』

実際に奉太郎が口にした言葉ではなく妄想ですが、もうこれはえるへの愛の告白でしょう…

この場面でアニメは終わります…
2期、いつまでも待ってます…

えるが奉太郎に紹介したかった一之宮という土地…
存分に味わうことができました…


さて、そろそろ高山に戻ります
帰りも行きと同じくバスです


長くなってしまったので、今回はここまでにします。
また次回、2日目の続きを書こうと思います…

ここまで読んでいただいた方に感謝です。
ありがとうございました。


なるべく早く更新します……


©米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会

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