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ブラジル映画を見るならこの10作品

日本に伝わる情報が少ないブラジル映画ですが、「シティ・オブ・ゴッド」や「セントラル・ステーション」のヒット以来、徐々に世界的にも注目を集めるようになりました。以下以外にも、Limite(1931)、Vidas Secas (1963)、O Bandido da Luz Vermelha(1968)、Estômago(2007)、Aquarius (2016)、などを挙げる人もいます。
以下、GPTの選ぶブラジル映画の名作10選です。

【第10位】Pixote: A Lei do Mais Fraco "ピショット"(1981)
監督: Hector Babenco
このドラマは、少年院に送られた後、犯罪の世界に巻き込まれる10歳の少年ピショートの人生を描いています。ストリートチルドレンが抱える困難や暴力、社会的疎外感にさらされる様子が描かれています。


【第9位】Que Horas Ela Volta? "セカンドマザー"(2015)
監督: Anna Muylaert
家政婦として働く主人公ヴァレリアが、故郷から上京してきた娘との再会をきっかけに、階級と家族の問題に直面する様子を描いた感動作品です。


【第8位】Bacurau "バクラウ 地図から消された村"(2019)
監督: Kleber Mendonça Filho, Juliano Dornelles
近未来のブラジルを舞台に、バクラウという村が外部からの侵略者に立ち向かう姿を描くサスペンス・スリラーです。政治的なメッセージも込められています。


【第7位】O Pagador de Promessas "サンタ・バルバラの誓い"(1962)
監督: Anselmo Duarte 信仰心が強い農民が、聖母マリアへの約束を果たすために彼の十字架を教会まで運ぼうとする物語。しかし彼は、宗教的な権力と対立することになります。


【第6位】Dona Flor e Seus Dois Maridos "未亡人ドナ・フロールの理想的再婚生活"(1976)
監督: Bruno Barreto ドナ・フロールは、亡くなった夫の幽霊が現れる日々を送りながら、新しい夫との生活に慣れようとする。この映画は、ブラジルの文化と風刺を巧みに描いています。


【第5位】Carandiru "カランジル"(2003)
監督: Hector Babenco 実際に起こったカランディル獄内の惨事を元にしたドラマ。医師が刑務所の受刑者たちと接しながら、彼らの人間性や困難な現実に目を向けます。


【第4位】Tropa de Elite "エリート・スクワッド"(2007)
監督: José Padilha ブラジルの治安部隊BOPEの隊員として活動する主人公が、リオデジャネイロのスラムでの犯罪と警察の腐敗に立ち向かう様子を描いたアクション映画です。


【第3位】O Auto da Compadecida "A Dog's Will"(英題)(2000)
監督: Guel Arraes ブラジル北東部の小さな町を舞台に、二人の若者が様々な騒動に巻き込まれながら、信仰や人間の弱さに関する洞察を得る物語です。ユーモアと感動が詰まった作品です。


【第2位】Central do Brasil "セントラル・ステーション"(1998)
監督: Walter Salles リオデジャネイロの中央駅で出会った、孤児の少年と元教師の女性が、少年の父親を探す旅に出る物語。互いの成長やブラジル社会の姿を描いた感動作品です。


【第1位】Cidade de Deus "シティ・オブ・ゴッド"(2002)
監督: Fernando Meirelles, Kátia Lund リオデジャネイロのスラム街「シダーデ・デ・デウス」を舞台に、1970年代から1980年代にかけての犯罪や暴力、貧困に苛まれる人々の生活をリアルに描いた衝撃作です。


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