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Fuck!Shit! [社内での悪態]

アメリカでも人々は悪態をつき(Curse)、罵る(Swear)。

Curseは「呪い、呪文」の意味もあり、言葉を用いて悪いことを起こすといったイメージ。Swearは「誓う」の以外に「罵る」といった意味があります。言葉の起源や使い方の違いはあれど、この2つの言葉はどちらも罵詈雑言や醜い言い訳などを意味し、「curse words list」で検索をしてみると、「swear words list」と結果が表示されます。
また、英語とはいえ、アメリカ、イギリス、オーストラリア等、国やエリアによって使われる悪態の言葉は違います。

ここアメリカではFuck / Fuck you / Shit / Piss off / Dick head / Asshole / Son of a bitch / Bastard / Bitch / Damn などがよく使われます。
これらの言葉は、公共の場や、子供の前などでは決して使ってはいけない。周りから白い目で見られるか、他人であれど、はっきりと注意されます
教育のレベルや環境の差はあれど、基本的にCurseは使ってはいけないと教わって育っています。

しかしながら、実際のところ、それは暗黙の了解みたいなもので、日常的に使っている人は盛りだくさん。皆さんも、映画やドラマで聞いたことがあるのではないでしょうか?

monkeyの会社は現在20人程度のエンジニアとサイエンティストがいます。
その中には当たり前のようにCurseする俗物がいて、「ファアアアアック」や「シイッッット」 などの叫び声が、毎日そこら中から聞こえる
使ってはいけない言葉と知ってはいたのだけれど、あまりにも日常的に「fuck」を耳にするので、徐々に「ああああー」「あーもう嫌だ」程度の言葉に脳内翻訳されるように。

さらに、monkeyの席は会社内でもっともCurseを多用する3人に囲まれていて、当たり前のように、ありとあらゆるCurseが耳に入ってきます。
英語がろくに出来ないmonkeyが、他人の言葉をどうこう言うつもりは毛頭ないが、どうしても近くにいる他人の言葉は伝染ってしまうので、つられてCurseすることに。

一応気をつけてはいるものの、どうにもなりそうもないので、
「私は Fuck Triangle(Fuckの三角地帯)の中に座っている。外国人の私はどうしても周りの人達の言葉は伝染るのだから、私がCurseしたとしても、文句を言わないでくれ。」と上司に伝えると、彼は「それはそうだ!」と苦笑い。もちろん上司である彼もCurseする。

ある時、このことを大企業で働く友人に伝えたら「Fuckを会社で言うなんてありえない。Curseしたら即刻人事から呼ばれる。場合によってはクビになる。」とびっくりした顔で言われました。
それを聞いたmonkeyも「えっクビ?」とびっくり。

働く環境は本当に大事。もう一度言いたい。働く環境は本当に大事だ。