土壌水分(pF値)について
作物生育上大きな節目となる水分状態の変化点を水分恒数と呼んでいる。その水分状態を示す単位としてpFが用いらかれる。pF値は水が土壌に吸着保持される強さを表しており、pFが大きければ土壌の水分量は少ない。
4つの水分状態について
①易効性有効水
作物が健全に生育できる㎊1.5~1.8から㎊2.7~3.0
②最大容水量
土壌が保持できる最大の容水量で、土壌から水を抜き去るときに働く力gあゼロの状態である。㎊値は0の状態。
③圃場容水量
降雨後1~2日後に重力水が排除され、水の下方移動がなくなった状態の水分状態を表す。㎊1.5~1.8の範囲。
④しおれ点
土壌水分が減少し始め、作物がしおれ始める点をいう。作物の下葉からしおれが発生する時の㎊値は3.8程度で初期しおれ点という。永久しおれ点は㎊4.2程度に相当する。
水分は作物にとって非常に大事な要素です。
㎊メーターを上手く使いこなしたいです。
今日もありがとうございました。
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