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スムシ対策

最近巣箱の外側にスムシがぽつぽつと表れ始めました。

今回はスムシとスムシ対策について調べてみました。

スムシとは?

ハチノスツヅリガという幼虫がスムシです。

幼虫が巣枠の営巣部分を食い荒らし、使えなくします。
木の部分も食害するので巣箱も被害に合うことがあります。

蜂の多い強郡では被害は大きくなりませんが弱郡だと防御しきれずに被害を受けてしまいます。

スムシ対策

基本は強郡にする。
保管している巣枠は冷蔵庫に入れておくか密閉しておく。

えひめAI
えひめAIという手作りの微生物資材を使った対策方法が現代農業で紹介されています。


えひめAIを20倍に希釈。スプレーに入れ、巣や巣箱のすみずみまで直接噴霧する。

重箱式:巣の天井部分から内部全体に噴霧。底板にもびっしょり濡れるほどかける。外から巣箱全体にもかける。いずれも週1回程度行なう。

巣枠式:巣板を引き出してから全体に噴霧。3カ月に1回程度でよい。底板と巣箱の内外には2週間に1回 程度行なう。

 えひめAIをかけると、スムシの孵化後間もない幼齢虫には効果があります。ただし、体長3mm以上になると効かなくなります。

 ハチのほうは、えひめAIがかかっても、成蜂・幼虫ともに問題はありません。
-現代農業2021年6月号

・スムシッ子カード


ハチノスツヅリガ(以下、スムシと呼称)を防除する製品で、3つの成分から出来ています。
1.生物農薬のBT剤。スムシが摂取すると腸内で毒素が生成されて死亡します。
2.ミツロウ。初齢幼虫を誘引する効果が分かっており、駆除の効率を高めます。
3.さらに誘引を促すために、ミツロウとは別の誘引剤を加えております。
  ハチミツなど私たちが口に入れても安全なものを使っており、無害です。


まとめ

強郡にしておく事が基本で、その他はバチルス菌を使った対策方法があります。

これから病害虫も増えてくるので他の対策もまとめていきたいと思います。

ありがとうございました。

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