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6月14日(火)FXトレード売買方針

【マーケット概況】
 金曜日に発表された5月米消費者物価指数(CPI)を受けて、FRBの金融引締めが加速される見方が広がり、米長期債金利の上昇とともにドルが買われユーロドルは続落。米株式市場の軟調さもドル買いに拍車をかける展開。ドル円は欧米株式軟調さからリスクオフの円買いが先行。
 ロンドン株式市場は4月GDPが予想を大きく下回ったこともあり、景気減速懸念から売りが広がり5日続落。フランクフルト株式市場はECBによる金融引締めによる景気後退懸念から売りが強く5日続落。米国株式市場ではFRBの金融引締めによる警戒感から売りが強く午後に入ると、米長期金利の上昇幅が拡大。ダウは1,000ドル超下落し4日続落。ナスダックも大幅下落。SP500は年初来安値を更新しました。
 原油先物は中国北京で新型コロナの集団感染が確認されるとエネルギー需要期待が後退し売りが強まるも、一巡後は押し目買いが強まり反発。
 金先物はドル高が進み、ドル決済の金価格の割高感が意識され大幅反落。


【 主な経済指標 】FOMC開催

本日の経済指標と要人発言

 今日からFOMCが開催されます。注目のFF金利は明日の深夜3時に発表される予定です。


【昨日の結果と本日の売買方針 】
 昨日の注文は約定せず。

本日の通貨別トレンドと売買方針

 本日はドル買いで組み立て。対ユーロ・ポンド・オージーとします。円は世界的株価低迷からリスクオフの円買いが強まると想定し除外。東京からの早めの仕掛けとしたいので浅めの注文とします。



【 所感~知らんけど 】通貨介入について
 くどいようですが、本邦による単独介入はプラザ合意から考えても実施することは不可能です。俄かに介入論議が取り沙汰されていますが、90%あり得ないです。残り10%とは何か?アメリカとの協調介入の可能性です。まるっきり無いとは言えないのと、アホな本邦政治家への敬意から。
 念のため133の40付近から売り125リミットを指していますが、まああり得ませんね。オプション的注文かもしれませんw
 もし介入を実施して110円台まで落としたとしても、日米金融政策の乖離からすぐに円安方向に戻ります。素人でも分かりそうな事象なのに本邦政府高官はそれを考えているという、全くもって理解し難い。無駄使いとはこのことなんですよ。というわけで、もし介入された場合は円売りが継続されることになります。
 以前、介入相場を見ていた時の動きですが、値動き自体はとても大きく、スプレッドも大きく開いていたと記憶しています。当局から具体的な数字が示されなかったので買い場が難しく、政府からのコメント後に落ち着いた相場となり、そこからトレードした記憶があります。当時の日誌がジャンクPCの中で冬眠しているので詳細は分かりませんが、相場が大きく動いた後の投資心理に変化が生じることがありますので、その点にも注意が必要です。介入に乗れたのでケタ違いの大きな収益が取れたのですが、その後のトレードが地味に感じて、大きくトレードするようになり収益にばらつきが出てしまいました。結果、コツコツドカーンやポジポジで伸び悩み。口座は4つ動かしていたものを2つまで減らす結果に・・・・そこから、チャートを見るがトレードをしないという行為を半年続けました。当時は会社員でしたから帰宅後21時から23時はチャート見てました。辛かったですが、それがあって自分なりの聖杯を見つけた訳です。

まとめ:
 とにかく、為替の単独介入は暴挙と言わざるを得ない・・・・・です。



今日も負けないトレードを!


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