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11月7日(月)FXデイトレード売買方針

【 マーケット概況 】11月4日(金)

11/4 マーケットトレンド

 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が「インフレを2%目標に抑制させるために利上げを続けるだろう」「インフレ期待が不安定化するリスクがあれば政策効果が完全に現れるまで待つわけにはいかない」などの見解を示したことを受け、欧州勢の参入後は買いが先行。米雇用統計の発表直後にドル買いが強まりましたが、その後は米長期金利の低下が進みドル売りの流れ。失業率は悪いがNFPは上昇ということになり売り買いが交錯する場面となりましたが、ユーロ買いに押された形に。
 またこの日、中国政府が新型コロナウイルスの規制を緩和するとの思惑から、需要増への期待で原油など商品相場が大幅高となり、ロンドン続伸、フランクフルト反発、上昇。米国株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)当局者から利上げペースの減速について言及があったことなどが支えとなりダウ・ナスダック共に反発。
 欧米債権は売られ金利が上昇。原油先物・金先物は反発。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

中国の貿易収支は輸入輸出ともに予想より弱い数字が出ました。


【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】
 
 金曜日は米雇用統計もありユーロドル売りのみ、欧州時間で約定せずキャンセルしました。

 中国のゼロコロナ対策に緩和修正が出るとの思惑は継続するのかどうか。これまでのユーロ売りから買いに動いたことでオセアニアも買いが集まるものと思われます。週明けのオセアニアの動向に注目。また本日も要人発言には警戒、米長期債利回りを横目にしながらのトレードになります。中国のゼロコロナ対策が緩和される事は公式ではないため、今後の動向には注意したいところ。思惑だけでコモディティが反発してしまい、一気に流動性資産の向きに変化があるので警戒しながら、株式や商品の利益確定売りがどこまで出るのかにも注意。ゼロコロナ関連のヘッドラインに警戒。

通貨別デイトレンドと売買方針

 通貨によってファンダメンタルズとテクニカルの乖離も見られたので、ユーロドル買い・ポンド円売りに絞って発注しました。

【ユーロドル】押目買い

【ユーロドル日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

21EMAは上向き。一目の雲の中ですが、金曜日の流れを受けてユーロは買いとしました。

【ユーロドル時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI
21EMA(黄色)・5SMA(ピンク)は日足ベース

押目探しは21EMAとしました。先週の月曜日の安値ゾーンでもあり妥当。ストップは浅めにしてミドル。ちょうど火曜日の安値下。利食いは金曜日の高値ちょい下。


【ポンド円】戻り売り

【ポンド円日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

金曜日は陽線でしたが21EMAに押さえられた形。英国の景気後退が確実視されている中では買いは弱いと思います。ポンドドルの売りを考えていたのですが、テクニカルでは下値が固い印象でしたので様子見として、滅多に買わないポンド円を注文します。

【ポンド円日足】TDシーケンシャル・21EMA(黄色)・5SMA(ピンク)

TDシーケンシャルは4までカウント。

【ポンド円時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI
21EMA(黄色)・5SMA(ピンク)は日足ベース

エントリーは167ちょうどから。ストップはFibo-PivotのR2ちょい上、利食いはS2で直近安値ちょい上としました。


月曜日なので様子見という見方からユーロドルだけの発注予定でしたが、ポンド円のチャートを見るとストップを浅めに売ることが出来るので売ることにしました。

米国のブラックアウトが明けて要人発言が集中しています。引き続き警戒しつつ米長期債利回りを横目にトレードです。


では
今日も負けないトレードを!

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