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11月2日(水)FXデイトレード売買方針

【 マーケット概況 】
●米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた持ち高調整の動きで米長期金利が低下すると、欧米金利差縮小を意識したユーロ買いが先行。米10年債利回りが一時3.91%台まで低下したことに伴い、22時過ぎに0.9953ドルまで本日高値を更新。その後は一転して売りが優勢に。この日発表された10月米ISM製造業景気指数や9月米JOLT求人件数などの指標が軒並み予想より強い結果となり、米10年債利回りが4.07%台まで急激に上昇したため、0.99ドル割れ水準まで失速しました。ユーロドル続落、ポンドドル続落、ドル円反落、ユーロポンドじり安、ユーロ円続落、ポンド円続落。
●ロンドン株式市場・フランクフルト市場は欧州株式市場の堅調さもあって続伸。米国株式市場は、10月米ISM製造業景気指数や9月米JOLT求人件数などの指標が予想より強い結果となり、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締め姿勢が維持さるとの観測が相場の重しとなりましたが、一巡後はFOMCを控えて様子見に。ダウ・ナスダック共に続落。
●原油先物は、石油輸出国機構(OPEC)が前日、中長期の石油需要予測を上方修正したこともあって、直近続落した反動から買戻しが入り反発。金先物は、米経済指標が軒並み予想より強い結果となると、米金利は上昇に転じ、為替もドル買い戻しが強まり、金先物は売られる場面もありましたが、FOMCを控え動きは鈍く、様子見であるも反発。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

●本邦マネタリーベースに注目。マイナスだった場合は財務省の円買い措置に踏み切る可能性もあり警戒。
●FOMCは市場予想0.75%で落ち着くと見られますが、注目されているのは12月の利上げベース。おそらく12月の利上げについてはハト派的発言に留まると思いますが、サプライズには警戒。
●今日からMPCが行われ明日政策金利が発表されます。英国の政局が不安定な中、発表内容に注目が集まります。


【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】

昨日のドルスイスはストップ。-24pipsでした。串刺しでしたね。


通貨別デイトレンドと売買方針

本日はFOMCを控えているので、様子見トレードとなります。ドルと明日金利発表予定のポンドは様子見。消去法からユーロを買ってみます。ユーロスイスとユーロ円の押目買いから。

【ユーロスイス】押目買い

【ユーロスイス日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

直近の動きでは21EMAが上昇トレンド。ローソクは雲を抜けています。転換線を下抜けしていますが、21EMAに近づいていることから押目とします。

【ユーロスイス時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI
21EMA(黄色)・5SMA(ピンク)は日足ベース

ストップはエントリーポイントから20Pとしました。理由ですが、ユーロは売られやすい通貨なので21EMAを大きく割り込むと下落に弾みがつくと思っています。確かにスイス中央銀行が介入してくるかもしれませんが、基本的なユーロの傾向性を加味して、ストップは浅めにしました。
利食いはピボットのちょい上のもたついているゾーンとしました。


【ユーロ円】押目買い

【ユーロ円日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

雲抜けて持ち合いとなっているように見えます。

【ユーロ円日足】フィボナッチ

フィボナッチの4割戻しまでは押さないと思いますが・・・・・9月の高値からでもいいと思います。私は21EMAを中心に考えていますので、そこからのエントリーとなります。

【ユーロ円時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI
21EMA(黄色)・5SMA(ピンク)は日足ベース

政府日銀の介入から方向感が無い円ですが、主要国通貨の中でマイナス金利は日本だけということから、円は売り目線です。つまりボロいユーロに対してもボロボロの円は売られると見ています。とはいえ、円は介入通貨でもありますから、買いに固執するのは危険。ストップは広くとりたいところでもありますが、30Pで潔く指します。利食いはピボットの直下としています。


今日のマネタリーベース(前年比)が-6.84でした。FOMCとパウエル議長発言次第で大きく動いたら、再度の介入実施となる可能性もあります。今日はFOMC前には必ずポジションは整理するようにしましょう。


【ドル円日足】ジグザグ・フィボナッチ

今日のFOMCに向けたドル円注文です。PLから除外している別口座で、スウィング用なので、デイトレードには加味していません。参考までに・・・・



では
今日も負けないトレードを!

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