9月2日(金)FXトレード売買方針
【 マーケット概況 】
昨日は東京時間に中国の成都市がロックダウンとなったヘッドラインでユーロ安ドル高。日米金融政策の乖離もあり円安。欧州時間に入るとポジション調整のユーロ買いドル売りの流れになりつつも限定的。NY時間に入ると米経済指標の堅調さから米金利が上昇、ドル買いが強まりドルインデックスは109.98まで上昇しました。ドル円は上昇し140.22円、1998年8月以来の高値。ユーロドルは再びパリティを割り0.9911まで下げました。
欧州株式市場はロンドン・フランクフルト共に続落。ニューヨーク株式市場はダウにポジション調整の買いが入った模様で反発、ナスダックは続落。
原油先物はドル高と中国のロックダウンから売りが強まり続落。金先物は米金利上昇とドル高を受けて続落。
【 主な経済指標 】
今日の米雇用統計に注目。
【昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日のユーロドル売りとポンドドル売りは約定せず。戻り売り目線でしたが指し値まで戻らず一方的に下げてしまい未約定。
今日は米雇用統計を控えておりG7財務相会合もあって神経質な動きになりそう。FOMC前の米雇用統計で注目されていますが、利上げ幅に影響を与える事であるので、日米の金融政策の乖離は広がるのみ。よってドル円の買いは継続されます。G7ではサハリン2の話が指摘されると思いますので、経済的な見方をするのであれば日本は不利になると見えることから、やっぱりドル円の買い。今日のメインはドル円の買いで臨みます。ちなみに来週月曜日は米国・カナダが休場となりますので、週越しは考えていません。
【オージードル】
正直、成行で売り建てても良かったのですが、少しでも高いところからという思いから戻り売り。ピボットは超えにくいかもしれませんが昨日の東京時間安値までは戻ると想定。ストップはFibo-PivotのR1のちょい上。利食いはS5の上で。0.66813は7月の安値です。
【ポンドドル】
ポンドドルはボラが高いので戻りも考慮して指し値が大きく乖離してしまいます。今日は約定狙いで浅めに1.15680からの戻り売り。ストップはFibo-PivotのR1ちょい上で1.16050、利食いはR4のちょい上で1.14350としました。その下の1.14100は2020年の安値で大きな節目。
【ユーロドル】
黄色い線は日足ベースの21EMAです。
さてユーロドルですが、ドイツの国債利回り次第でもありますが、売り材料が圧倒的。テクニカルではレンジっぽく見えますが下落前の調整局面だとみています。浅めの0.99700からの戻り売りから、ストップは1.00100、利食いは0.98300としました。
【雇用統計での目論見】~FOMC前の重要指標~
米雇用統計のドル円の動きですが、予想より下回った数字が出ると一旦下げるも日米金利差から買われ上昇。予想より上回った数字が出ると一気に上げて98年の上限143.85は超えず下の節目で押さえられるような気がします。東京から欧州にかけて買い注文が多くなると思いますので下げて来るところを約定させたいところ。尚、雇用統計発表前後はスプレッドが拡大する場合があります。口座によって拡大幅は様々ですが、指標前から建てる場合はストップは狩られる場合が多いので注意が必要。
非農業部門雇用者数(NFP)の数字に反応してから、失業率や平均賃金に反応すると思いますので、一方的な動きになるかどうかは複合的に見なければなりません。今日のドル円の注文は、ロットを落として入れました。142円を目標としています。
では
今日も負けないトレードを!
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